谷口台小 街への思い歌にのせて コリドー街の活性化へ
谷口台小学校(文京)6年2組が3月4日、相模大野駅のコリドー街で、児童らが作ったシンボルソング「春夏秋冬コリドー集合」とシンボルマークを披露した。
総合学習のテーマをまちづくりに設定し、区地域振興課や相模女子大学、相模大野北口商店会が協力した。さらにコリドー街の人々にもアンケートを取った。その中で「伊勢丹が閉店してから活気がなくなった」という声があり、「コリドー街を活性化しよう」とシンボルソングとシンボルマークの制作に取り組んだ。
シンボルソングの作曲、作詞の指導をしたのは相模原市出身のシンガーソングライター・nozomiさん。昨年の秋頃から共に、制作に取り組んだ。児童がインタビュー結果をもとに作詞した。歩いて四季を感じられることや見上げると建物の間から空が見えること、そして「発展を信じる人」がいることを伝えようと考えた。歌詞にはもんじぇまつりやハロウィンフェスティバルなど相模大野のイベントも登場する。6年2組の成岡弓樺里さんは「季節の話題を歌詞に上手く混ぜるのが難しかった」と苦労を話す。
シンボルマークは春夏秋冬をテーマにした色を時計回りに配色し、「未来へ進む」という意味を込めている。木も描かれ、コリドーの開放感を表現した。
現地の柱にシンボルソングの歌詞とシンボルマークが描かれた記念プレートが飾られた。