便利な「ウタマロ石けん」の実は苦手な場所3つ「使用NGな素材もあるんだ」「気をつける!」
お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。暮らしを豊かにする風水の考え方を取り入れた「簡単開運お掃除術」をお届けしています。家中の汚れに大活躍のウタマロ石けん。実は、どんな汚れにも効くわけではなく、素材や汚れの種類によっては不向きなケースもあるんです。そこで、今回は、「ウタマロ石けんが苦手とする3つのもの」をご紹介します。使いこなすためにも、ぜひチェックしておきましょう。
苦手1.ウール・シルク・アルミ素材
ウタマロ石けんは、弱アルカリ性のため、動物性の繊維(ウールやシルク)やアルミ製品を傷める恐れがあります。やさしく見えてもしっかり洗浄力があるので、繊細な素材には注意が必要です。大切な洋服や台所周りのアルミ素材には、中性洗剤がおすすめです。
苦手2.カーペットやラグの全面掃除
「広範囲をゴシゴシ洗いたい!」と思っても、泡立ちの良さが裏目に出ることも。カーペットやラグなどの広範囲に使うのはおすすめしません。なぜならば、泡が残って乾きにくく、カビや雑菌の原因になってしまうこともあるからです。部分的な染み抜きならOKですが、全面掃除には向いていません。
苦手3.色柄物の衣類や布
弱アルカリ性で蛍光増白剤が配合されているウタマロ石けん。白い衣類は白くなっていいのですが、きなりやオフホワイトなどの淡色の衣類は要注意! 白っぽくなったり、色落ちや変色したりする可能性があります。大切な衣類には、中性・無けい光のウタマロリキッドを使うと安心です。
得意・不得意を知ってもっと上手に活用
ウタマロ石けんは、頼れるお掃除アイテムですが、素材や汚れによっては、向き・不向きがあるということを覚えておきましょう。「ここには使わない」と、分けて考えることで、ものを大切に扱う気持ちが整い、空間の気も整います。正しく使い分けて、暮らしにツキを呼び込む心地よさを味わってみませんか。
知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア