市手話言語条例制定を記念 耳の日フェスタ 8日、パルテノン多摩で
多摩市手話言語条例制定を記念した「耳の日フェスタ」が3月8日(土)、パルテノン多摩で開催される。定員は300人(先着順)。午後1時から。参加無料。
同条例はろう者とろう者以外の人が互いに尊重し合い、意思疎通を行いながら、心身共に健康で幸せに共生することのできる地域社会を実現するため、今年1月1日に制定された。この条例を聴覚障害やろう者への理解促進のために、3月3日の「耳の日」に近い8日に同フェスタを開催することになった。
午後1時15分からは、国立大学法人筑波技術大学の大杉豊教授を迎え、「手話言語の普及がもたらす変化」と題した講演を行う。同条例検討会で座長を務めた大杉教授が、手話言語が普及することで世の中に起こる変化について語る。
ユニバーサル上映会「わたしたちに祝福を」は2時30分から。ろう者女性の生きづらさを繊細かつ強烈な描写で描いた作品。ユニバーサル上映は、鑑賞に必要なツール(音声ガイド、日本語字幕、英語字幕など)を用意して、誰もが楽しみながら鑑賞できる上映会のこと。終了後には再び大杉教授が登壇。同映画の横尾友美監督とトークショーを行う。
問合せは多摩市障害福祉課【電話】042・338・6903。