濃~いミルクの味わいがたまらない水牛マルゲリータが人気!尼崎の『大衆イタリア食堂アレグロ』 尼崎市
阪急塚口駅近くにある『大衆イタリア食堂アレグロ塚口本店』(尼崎市)は世界6位に入賞したナポリピッツァが有名なお店。2022年に今まで店舗を構えていた『塚口さんさんタウン』からこちらに移転リニューアルオープンした同店へ取材に行ってきました。
お店は駅から徒歩約3分の所にあり、グリーンのストライプ柄の屋根が印象的ですぐに見つけることができました。
明るく開放感ある店内は、平日の13時半をすぎているにも関わらずほぼ満席状態の人気ぶり。小さなお子さんを連れたファミリーや女性同士やカップルなど様々な人が食事を楽しんでいました。
ランチタイムにはペアランチやパスタランチなどお得なメニューが多数あるのですが、今回は前菜・サラダ・ナポリピッツァ・パスタにドリンク、ドルチェまでついてお得だという「ペアランチ」を試食させてもらいました。ピッツァはNO.1人気の「水牛マルゲリータ」、パスタは「ボロネーゼ」をチョイス。
ドルチェは店内のショーケースにあるものから好きなものを選ぶことができます。今回は店長おススメの4種のチーズを使用した「クアトロフォルマッジ」と小麦粉不使用のガトーショコラ「カプリ」をお願いしました。
せっかくなので、ピッツァを焼いている様子を見せていただきました。注文を受けるごとにイタリア製の大きな薪窯で一つ一つ丁寧に焼き上げられ中の温度は500度近くまで上がるのだとか。ピッツァを焼けるのは、社内の試験に合格した人のみで技術だけでなくピッツァに対する知識も問われるのだそう。
90秒ほどであっという間にピッツァが完成♪とろりととけたチーズと周りの絶妙に焦げた生地のビジュアルに食欲が掻き立てられます。
「ペアランチ」の全貌はこのようになっておりドリンクはオレンジジュースとコーラにしました。2人用ですが、かなり豪華な内容で2人で本当に食べきれるのかわからないくらいの量です。
さらに2人以上で注文したい場合1人につき2,420円(税込)を追加で支払うと料理全体の料理をその人数に合わせて調整してもらえます。
まずは「サラダ」から試食。新鮮な野菜と今回はごぼうのフリットが入っていて噛めば噛むほど素材の旨味を感じられました。
6種も入った「前菜」は前菜好きな筆者にはたまりません。全てを紹介するのは難しいので特に印象に残ったのを2品をお伝えします。
左側の丸いのは「生海苔のゼッポリーネ」で外はカリッと中はモチモチの食感でほど良い塩気にと磯の香りが広がって大変美味した。その横の「ブロッコリーのトンナータ」はブロッコリーのコリコリ食感がたまらなく上にかかったツナのソースの旨味とマッチして最高の一品です。
先ほどの「水牛マルゲリータ」は、テーブルに置かれるとかなりの大きさで白い大皿からもはみ出すほどのサイズです。同店のピッツァは、本場ナポリと同じく小麦粉・酵母・水・塩のみを使用していおり2011年イタリアで開催された「ナポリピッツァ世界選手権」で世界6位に入賞した同店のオーナー林秀光さんによる秘伝の配合を元にされています。
さらに同店のチーズは全てナポリの「ポンティコルボ社」の水牛モッツァレラチーズを使用しており、濃いミルクの味わいとまろやかな舌触りで一気に顔がほころびます。生地はもちろんモチモチ食感でカットした一枚はぺろりと平らげてしまいました。
ピッツァも美味しかったのですが、こちらのパスタも絶品でとろとろにとろけたナスと香味野菜と赤ワインでじっくり煮込んだミートソースが生パスタに絡みつき、口の中は旨味の大渋滞を引き起こしていました。お腹がいっぱいなのに食べる手がとまりません。
さすがに全てを食べきるのは不可能なので持ち帰り家族とシェアしましたが、ドルチェの「カプリ」は濃厚なチョコの味わいがたまらなく美味でした。さらに、元パティシエのオーナーが考案したという「クアトロフォルマッジ」はチーズの美味しさを存分に味わえました。
ピッツァはもちろんのことほかのメニューも全て美味しくお腹が満腹のはずなのに、「次はあのメニューを食べてみたい」と次回のことを考えてしまうほどお気に入りのお店になる予感で、次は家族や友人を誘って訪れてみたいです。
場所
大衆イタリア食堂 アレグロ 塚口本店
(尼崎市塚口本町1-1-10)
営業時間
月曜~木曜日、日曜日、祝日
11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)
金曜日、土曜日、祝前日
11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日
なし