あの「赤福」から超おしゃれなイチゴとチョコの餅が出ていてビビる → 永遠の「赤福」お土産問題まで解決した逸品だった!
ゴールデンウイーク期間中に羽田空港を利用したときのこと。
期間限定で伊勢名物の「赤福」が出店していた! 吸い寄せられるように出店にいくと、通常の赤福だけじゃなくて限定商品がたくさん販売されている。
以前も当サイトで紹介した「白餅黒餅」のほかに、目を引いたのがまるで洋菓子のようなオシャレなパッケージのお餅。
こんなの食べたいに決まってる! ってことでさっそく購入してみた。
・燦 チョコ餅、いちご餅
そのオシャレすぎる赤福は「燦(さん) チョコ餅」と「燦 いちご餅」。それぞれ3個入りが600円、5個入りが1000円となっている。
名前のとおり、あんこがチョコ味とイチゴ味になった洋風の赤福なのである。「燦」というのは、太陽(SUN)の光が燦々と輝くのをイメージしているそうな。
しかし、いざ買おうと思って手に取ったが、頭をよぎったのは「でも、赤福って賞味期限短いんだよな……」ってこと。
赤福の賞味期限といえばだいたい購入当日か、翌日まで。仮に賞味期限をぶっちぎって翌日以降に食べたとして、あんこが乾燥したり餅が固くなって美味しさ半減である。しかし一人で1日食べ切るには量が多いという。
その「賞味期限短い問題」こそが、赤福がお土産にしづらい理由であり、物産展で赤福が超人気になる理由でもある。
ところが、お店の人がいうには「燦」の賞味期限は1週間ほど余裕があるのだという。まじか。
・手土産に持参してみる
数日後にちょうど友人たちと会う予定があったので、土産として「燦」を持参してみた。
「赤福の限定味買ってきたよ」と言っただけでその場が盛り上がる。赤福人気は絶大である。
さらに出てきたパッケージがかわいいので「え、こんなにオシャレな赤福あるの?」と話題になった。すでに「燦」は社交界の華である。
中身を出してみると、真っ赤なイチゴあんと、チョコレートあんのかわいいこと!
普通の赤福と違って小ぶりな一口サイズになっていて、ビニールの中に入っていた。パックの中に1個ずつ分かれているので配りやすい。
・味は普通の赤福と比べてどうなのか
しかし、普通の赤福と違って1週間も日持ちするってことは、あんこがパサついてたり、餅が固かったり、風味が人工的で美味しくなかったりするんじゃないか……と私は少し疑っていた。
訝しみつつ、付属の楊枝で「燦」を半分に切ってみると……スッと楊枝が入った!
外側のあんこは信じられないくらいしっとりとして美味しい!
中に入っている餅も、下手すると赤福の中の餅よりも柔らかいんじゃないかってくらいのモチモチ感。
それでいて、イチゴあんは独特の酸味やイチゴの種の粒感があって、チョコレートあんはカカオの香ばしい香りがしてモダンな味わい。それでいて、赤福の伝統を感じさせる上品さなのである。お、美味しいやん……!
友人たちからも「美味しい」と好評で、あっという間になくなった。
・「燦」かなりイケてる
日持ちするから赤福の手土産問題も解決してるし、何よりオシャレで味も美味しい。
今回、初めて「燦」を見たけど、赤福が物産展とかに出店してるときはぜひとも売ってほしい一品である。これ、見かけたら買いですぞ!
ちなみに、「燦」はオンラインショップでも購入できるので、赤福ファンのみなさまはぜひチェックしてみてほしい。
参考リンク:赤福オンラインショップ
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.