＜育児放棄みたいで嫌＞風邪をひいて苦しい。小学校4年生の子どもを家に放置して寝込んでいてもいい？
仕事と違って家事育児には休みがありませんよね。365日休みなく家庭のために働いているママも多いのではないでしょうか。しかしときには病気や怪我などで子どものお世話ができなくなることもあるでしょう。先日ママスタコミュニティには、「子どもを放置して寝るのはあり？」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんのお子さんは小学校4年生です。
『ご飯は冷食の炒飯とかを適当に食べてもらって、お風呂も自分で入って、歯磨きして寝て。熱が38.3、喉が超痛い。寒くて悪寒が止まらないから、のど飴を舐めながら布団に入って寝ている』
どうやら投稿者さんは風邪をひいてしまったそうで、食事の用意やお風呂、歯磨きなど夜のあれこれがまったくできない状況の様子。投稿者さん自身が病気で動けない状態なので仕方ないとは思いますが、おそらくこの状況に罪悪感があるのでしょう。子どもに自分のことを任せて寝てしまってもいいのかどうか、ママたちに意見を求めていました。
小学校4年生なら大丈夫だよ！風邪のときくらい冷食やカップラーメンでも問題ない
『冷食炒飯いいじゃん。「何かあったら声かけて」で寝ていていいと思う』
『普段どのくらい自分でできるかによるけど、小4ならパッケージ見て自分で冷食チンできるし、お風呂も歯磨きも自分でできると思う』
『1度や2度くらい冷食やカップラーメンが続いたところで平気だよ。あとは子どもも早く布団に入れさせればOK』
小学校4年生ともなると、少しずつ自分のことは自分でできるようになってくる年齢ではないでしょうか。お風呂も1人で入れる子どもが増えてくる年齢ですよね。投稿者さんもお子さんが乳幼児だったら、踏ん張って食事の用意やお風呂などのお世話をするでしょうが、お子さんの年齢的に「1人でも大丈夫かな」と思っている様子。ママたちからも「小学校4年生なら大丈夫だと思う」「自分で冷食を温めて食べるくらいできるはず」といったコメントがありました。またもしも危ないことやわからないことがあれば、寝室にある投稿者さんを呼んでもらえば問題ないのでは？ といったコメントがありました。
『自分で温められるだろうけど、せめてご飯はやってから寝る』
『小4なら冷食くらいできるだろうけど、できなかったら温めるところまでやってあげればいい。カップラーメンなら熱湯はあなたが注いであげればいい』
そのなかでも「私ならご飯だけは用意してあげる」といったコメントも。冷凍食品を電子レンジで温めるだけとはいえ、キッチンは包丁や火を扱う危険な場所でもあります。そこで子ども1人でご飯を用意させるのは不安と考えるママもいるようですね。
旦那さんに頼れる部分は早めに頼っては？
『私はそういうときは旦那にお弁当を買ってきてもらって寝る』
『旦那さんがいるなら早めに連絡してお願いするかな』
ママが体調不良で寝込んでいるというのは家庭内においても緊急事態です。旦那さんにできる限り協力を仰いでおくというのも、お子さんのためにも投稿者さんのためにも大事なことではないでしょうか。「私なら風邪をこじらせそうになったら早めに旦那に連絡する」と綴っていたママも。高熱でうなされて動けなくなる前に旦那さんに連絡しておけば、早めに帰ってきてもらったり、夕ご飯の用意や子どものあれこれをお願いしたりといった対策を取れるかもしれませんね。
こういうときのために普段から1人でやらせておいたほうがいい。きっとやれるよ！
『子どもが大丈夫ならありかな。小2と年長だけど、具合が悪いと「任せて！」と謎に張り切っている』
『小4なら大丈夫じゃない？ 子どもによると思うけど。うちの子は適当に冷凍庫のものを温めて食べてくれるし、炒飯くらいなら子どもは自分で作れるし。うちの子は私が体調不良のときはすごく優しい』
『こういうときのために普段からやらせておかなきゃいけないよね。うちも小4だけど冷凍食品をチンさせたことはないから、いざやれって言われたら厳しいかも。コンビニは1人で行って買い物できるから、うちなら外が明るいうちに買い物に行ってもらってそれを食べてって言うかも』
実際に体調不良のときに子どもが自分で自分のことを頑張ってくれるという体験談を寄せていたママたちもいました。冷蔵庫や冷凍庫に入っている作り置きを温めて食べたり、自分たちでお風呂や歯磨きを済ませて布団に入ったり。早い子だと小学生で簡単な料理をしたり、近くのコンビニやスーパーへ自分の食事を買いに行ったりする子どももいるようです。お子さんが普段からこうした行動に慣れていて不安要素があまりないのであれば、お子さんに任せて自身は寝て休んでもいいのではないでしょうか。
また今回のような不測の事態に備えるためにも、普段から子どもが1人で食事の用意ができるようにしておく必要があると言っていたママもいます。日常的に食事の用意を手伝わせたり、1人でお風呂に入る練習をしたり。そうすることで万が一ママが体調不良で寝込んでしまっても、安心してお子さんに任せることができるのではないでしょうか。そしてそれと同時に今回のような緊急事態のときにはどうするのかと、旦那さんと連携しておくことも大事ですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・松本うち