2024年オフ・FA戦士の去就決定 計9名が権利行使、メジャー挑戦の菅野智之を含む6名が新天地へ
国内FAは7名中4名が移籍
日本ハムは24日、国内フリーエージェント(FA)権を行使していた福谷浩司と入団合意に達したことを発表。これで今オフのFA宣言選手9名の去就が決定した。
今年のFA市場は国内7名・海外2名の計9名が権利の行使を宣言。うち阪神2名、中日2名、ソフトバンク2名と行使する選手が固まっている点も注目を集めたが、阪神からFA宣言した大山悠輔と原口文仁は揃って残留となった。
一方、中日は捕手の木下拓哉が残留を決断したなか、福谷が日本ハムへ移籍。そしてソフトバンクの2名、石川柊太と甲斐拓也は揃って移籍という道を選んでいる。
また、海外FA宣言を表明していた菅野智之はボルティモア・オリオールズと無事に契約を締結。2020年のメジャー挑戦断念から4年、ついに夢への扉が開こうとしている。
加えて、サプライズとなったのが海外FAで国内・オリックスへの移籍を決断した九里亜蓮だろう。昨年の西川龍馬に続いて、2年連続で「広島→オリックス」の移籍となった。
FA戦士の去就はこれでひとまず決まったものの、この中にはFA移籍に伴う“補償”が必要なBランク以上の選手も含まれているだけに、「人的補償」での移籍が出てくる可能性は大いにある。
突然のビッグニュースがやってくるのは年末か、それとも年明けか。引き続き各球団の動向を見守りたい。
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記事:SPAIA編集部