USJに世界初の新エリア「ドンキーコング・カントリー」がオープン
大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」にある人気エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド™ 」内に「ドンキーコング・カントリー」が2024年12月11日(水)に世界初オープンを果たす。
ドンキーコングは、日本のゲームプロデューサー。任天堂の代表取締役フェロー・宮本茂が1981年にアーケードゲームからスタートした作品だ。その後ゲーム機が変わるごとに、2Dのドット画からレンダリング動画、3Dへと進化していった。
『スーパーマリオ・ランド』から続くトンネルを歩けば、特徴的なあのジャングルビートが聴こえてくる。トンネルを抜けると、野生の緑がうっそうと生い茂る異空間だ。トロッコで鉱山を豪快に駆け抜けたり、体中を使うアクティビティに挑戦したり、ワイルドな冒険がいっぱいだ。
バナナが積まれたドンキーコングの家があるジャングルを抜けて、同エリアのシンボルの一つである「黄金のしんでん」が見えてくる。「黄金のしんでん」といえば、『ドンキーコング リターンズ』の隠しステージとして知っている人もいるだろう。入口に鎮座する「サルかみさま」の像があったり、壁画には初期ドンキーコングのアーケードゲームを彷彿とさせるものもあり、テンションが上がる。
ここで楽しめるのは、新しいライド・アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」だ。「スーパードンキーコング」をやり込んだ世代なら、「マインカートコースター」を最も好きなステージに挙げる人は多いだろう。あの興奮が実体験できるのだ。
トロッココースターに乗って、タル大砲から飛び出し、ドンキーやディディと一緒にジャングルを大疾走しよう。途切れたレールをジャンプして豪快に駆け巡れるというのだから、今からライドできる日が待ち遠しい。
同アトラクションを制作したユニバーサル・クリエイティブのプロデューサーを務めるダニエル・グリアーは、「ドンキーコングのクレイジー・トロッコは、従来のアイディアに縛られない新規性と革新性に富んだコースターデザインで、視覚的にも本能的にもスリリングな超興奮体験が楽しめます。」と見どころを語った。
また、「マリオカート ~クッパの挑戦状」のように、家族みんなで楽しめるアトラクションのようなので、絶叫マシンが苦手な人も安心してほしい。
このほか、同エリアにはドンキーコングの家の前では、迫力満点のドンキーコングとミート&グリートができるほか、リズムに併せてコンガを叩くアクティビティなどもある。
もちろんフードやグッズも見逃せない。「ジャングルビートシェイク」では、バナナ味のフードを用意。ドンキーコングが樽(たる)を投げて割る瞬間をイメージした「DKクラッシュサンデー」やアボガドのソースがアクセントの「DKワイルドドッグ」などが味わえる。
飛行機が目をひく「ファンキーコングのフライ・アンド・バイ」では、パーク内でしか手に入らないさまざまなグッズも販売する。チケットの詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。
ドンキーコングのジャングルを駆け巡る大冒険に出かけよう。