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『ハリー・ポッター』をテーマとした焼き菓子コンテスト番組「ハリー・ポッター：ウィザーズ・オブ・ベイキング」が、2024年11月15日よりU-NEXTにて配信開始となった。本作の司会者であり、映画シリーズでロンの兄・ジョージ＆フレッド役を演じたオリバー＆ジェームズ・フェルプスが、出演を決めた理由や撮影の裏側を米に語っている。

全6話からなる本作は、パティシエやケーキアーティストが9チームに分かれ、『ハリー・ポッター』の物語からインスピレーションを得た、巨大で魅力的なフード作りで競うコンテスト番組。撮影は英ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・リーブスデンで実施されており、映画でおなじみのロケーションが多数登場する。

「ハリー・ポッター：ウィザーズ・オブ・ベイキング」の司会を引き受けた理由を聞かれ、オリバーは「僕たちはベイキング番組の大ファンなんです。本作は、7歳の娘が “わあ、何してるの？これやるの！” と喜んでくれた数少ない番組の1つでした。それは素晴らしいことだし、この世界観でまた仕事できるのも最高ですね」と回答。ジェームズも「これはずっとやりたかったこと。オリバーもそうだと思います」と語った。

以前公開されたにもあるように、コンテストの参加者たちは、まるで芸術作品のような美しい『ハリー・ポッター』スイーツを生み出していく。原作や映画のディテールが表現されたケーキを見て、オリバーは改めて原作者J.K.ローリングのこだわりに感銘を受けたという。「（ローリングが）どれほど深くストーリーを作り込み、天才的な才能を発揮していたのかを、つい忘れがちです。撮影中には、“ああ、あそこに庭小人がいる” とか “ポートキーだ” と気づいては話していました。一体どれだけの層が積み重なってるんだ、と感心しますよ」。

ジェームズも賛同し、「『ハリポタ』関連で中途半端なものはひとつもありません。（『ウィザーズ・オブ・ベイキング』の）キッチンセットには暖炉があるんですが、実際に火が使われたように作られていて、煙突には焼け跡がついています」と細部へのこだわりを明かした。

また、『ハリー・ポッター』の撮影スタジオに戻った感想を聞かれると、ジェームズは「（出演した）『ラストナイト・イン・ソーホー』（2021）もここで撮影したんです」と明かす。「今、スタジオとして見ると、かつて撮影した時とは全く違っています。でも、ここで『ハリポタ』が作られたのはやっぱりクールですね」と感慨深げにコメント。一方、オリバーは「ある意味では、時間が全く経っていないように感じます」と語った。

本作にはオリバー＆ジェームズのほか、映画シリーズからワーウィック・デイヴィス（フィリウス・フリットウィック役）、イヴァナ・リンチ（ルーナ・ラブグッド役）、ボニー・ライト（ジニー・ウィーズリー役）が特別ゲストとして登場する。『ハリー・ポッター』ファンは要チェックだ。

「ハリー・ポッター：ウィザーズ・オブ・ベイキング」は、11月15日よりU-NEXTにて配信開始。第2話以降は毎週金曜日に更新される。

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