ご当地ヒーロー帷子戦士デザイヤー 「熱量」で地元にエール 新曲MV公開
保土ケ谷区のご当地ヒーロー「帷子戦士デザイヤー」の新曲ミュージックビデオ(MV)がYouTubeで公開されている。
帷子川から生まれたデザイヤーは、地下帝国アナグランの侵略から保土ケ谷区を守る正義のヒーロー。これまでに区民まつりなどの地域行事に出動し、まちの平和を守ってきた。帷子川をイメージしたネイビーブルーのスーツには、区の花・すみれや区の鳥・カルガモのモチーフが散りばめられ、必殺技は区内のジャガイモ畑から集めたエネルギーを放つ「ほどじゃがブラスター」だ。
4作目となる新曲MV「ALMAノ響キ」の制作テーマは「熱量」。2027年に迎える保土ケ谷区制100周年に向けて地元にエールを送る。ロケ地には、横浜FCのホームスタジアム・ニッパツ三ツ沢球技場=神奈川区=や星川杉山神社などが選ばれた。
新曲MVには同神社の稲荷に棲む狐の精霊「明神台月夜」をヒロインに迎え、デザイヤーと共に戦う様子などが描かれている。デザイヤーが横浜FCサポーターから声援を浴びるシーンも印象的だ。デザイヤーを運営する地域活性化チーム「かたびらーず」の広瀬徹代表は「区民の皆さんの応援のおかげで、ヒーロー活動12周年を迎えることができた。メンバー全員が『チビッ子の笑顔と触れ合いたい』という活動理念を持ち続け、活動を継続していきたい」などと話す。