西条小売酒販組合が賀茂高で20歳未満の飲酒防止などを呼び掛けるキャンペーン 東広島市で初となる高校での啓発活動
東広島市内の酒類小売業者でつくる西条小売酒販組合(岩井久治理事長)は5月9日、県立賀茂高校(同市西条西本町、奥原義尚校長)で20歳未満の飲酒防止・飲酒運転撲滅を呼び掛けるキャンペーンを行った。同組合が、東広島市内の高校で啓発活動を行うのは初めて。
【写真】賀茂高生に飲酒防止を呼び掛け 西条小売酒販組合がキャンペーン
キャンペーンには、同組合のメンバーの他に、広島国税局や東広島署の関係者、賀茂高の生徒会メンバー17人が加わり、登校してきた生徒に飲酒に関する啓発文言の入ったポケットティッシュを手渡した。同校3年で生徒会長の里田大陸さんは「20歳未満の飲酒データを見ると想像以上に多く、身近で起こらないようにとの願いを込めて呼び掛けた」、岩井理事長は「飲酒可能な年齢間近の生徒たちに伝えることは意義深い。今後も啓発活動を続けていきたい」とそれぞれ話していた。
東広島署によると、広島県内で2024年の1年間に20歳未満の飲酒により224人が補導されたという。(𦚰)
プレスネット編集部