【MI6に初の女性長官】あなたは人に言えない”秘密”をいくつ抱えていますか？
イギリスの情報機関「MI6」の長官に、初めて女性が任命され、「現実が、映画『007』シリーズにようやく追いついた」と欧米のメディアが報じています。ジェームズ・ボンドは女性長官の下で動いていましたもんね！
MI6の116年の歴史で初めてということですが、改めて、MI6とは『英国情報局秘密情報部』の通称。部内で実名が公表されるのは長官だけ、という秘密の組織。そこで今日のテーマは「秘密」です。
「あなたは人に言えない秘密をいくつ抱えていますか？」
秘密？無いです！誰かには言ってるよ。
「あんま無いです。性格的に結構、喋っちゃうほうなんで。隠し事をしたくないんで、どっちかというと言ってスッキリしたいほう。」
「ないですね。結構オープンな感じです。何でも結構言っちゃうタイプかもしれません。」
「うーん、ないんちゃうかな。誰かには言ってるよ。自分一人で隠し持っているということはない。あ、しんどい。よく墓場まで持って行くって言うやん。無理だと思う。」
「私は何にもないわ（笑）割合とのんきに暮らしてるから、だってもう84歳だから、もうどうでもいい。昔はね、そりゃ、若い頃はありましたよ、恋もあったしね、色々。けど今はもうね、何もない。あの、いいですよ、全然。隠し事何もないんだもん、だから元気でいられるんじゃない。」
誰しも人に言えない秘密が、ひとつやふたつあるもんだと思っていましたが、無いんだそうです。ほんまいかな？？って思っちゃいますけどね（笑）。最後の84歳の女性、隠し事ナシでスッキリしているのを示すように、ホント、お元気で若々しかった！
平均すると3つは人に言えない秘密がある！？
ですが、秘密がないという意見は少数派。やっぱり、皆さん、秘密をお持ちでした。
「3つくらいかな。仕事よりも家庭かな。1つは大変かな、大かなって思うけど、あとの2つはそこまではっていうくらいの。ま、ちょっと、言うと色々とあるかなと思いますけど。」
「仕事とか含めて3つくらいかな。仕事の方はバレたら会社からかなり怒られる。クビにはならないでしょうけどね。」
「ぼくは割とそんなには無い方だと思います。10個くらい。多い？？でも、色んな、あんまり大っぴらにはしたくないというのが色んなことでありますので、プライベートなことでしょうね。」
「5つくらい。いや、もっとあるかもしれないけど（笑）。家庭もあるし、女性もあるし、仕事もあるし、あぁ、やっぱり墓場まで持って行ったほうがいいのもありますよね、中にはね。」
「3個くらい。あ、もう墓場まで（持って行かないと）マズイですね。プライベート関係。うーん、5年くらいかなー。現在進行中でもありますけど、ちょっとこれ以上は。」
結構、ありますね～！皆さん、警戒しているのか、歯切れが悪い！！でも、秘密の中身は聞きません！と言うと、すんなり数をかぞえてくれました。
皆さん、大なり小なり、秘密を抱えていまして、平均すると、3つくらいですかね。お話を伺っていると、どんな秘密なのか、聞きたくなってしまいそうになりますが、秘密の話なんで深追いしません！
ココだけの話・・・黙っていられる？
ですが、よく「ココだけの話なんだけど・・・」「内緒の話だけど・・」「この話、秘密ね！」と言われて、聞く話ってありますよね？秘密と言われた話を、どれだけ黙っていられるのか？こちらも聞いてみました。
「ぼくは結構黙っていられないですね。大概それってお酒入ってるじゃないですか。酔いが醒めて次の日くらいに言いたいな、言う機会があれば、結構、口軽いかもしれない。」
「いや、かなり黙ってられるかな。そこは右から左にスーって流して、頭の中に入れないようにしておこうかなって。うーん、それを抱えると余計重くなるんでキャパシティが。人の分は持たない。」
「えー、ま、その人との人間関係もあるとは思いますけど、たぶん、相手によってはその日のうちに言ってしまうんじゃないかと。聞いた？みたいな。言っちゃダメらしんだけど、言ってなかった？みたいな風には聞いちゃうと思います。ココだけの話、聞いてるよね？みたいな、あぁ、あれ？みたいなことはあると思います。」
「あー、言っちゃうかも。ぶっちゃけ話になると言っちゃうかもしれない。向こうが何か言ってきたら、あ、そうなんだみたいな、あ、というかさ、ぶっちゃけさ、みたいな、ココだけの話、あ、言ってますね。」
みんな結構、口が軽い・・・（笑）。「ココだけの話」「秘密」と言われても喋っちゃうんです。秘密の話って出来ないですよね。
ココだけの話は、広めていいよ！ですよね！？
さらにはこんな声もありました。
「いやーああいう話、結局ね、内緒だからっていうのは喋ってくれみたいなことじゃないですか、相手からすればね。だから、本当に言えないことは墓場まで、なんですよ、やっぱり。だけど、内緒だけど言うからっていうのはやっぱり、なんか広めてくれ、みたいなニュアンスが私はありますよね、でなきゃ、本当に黙ってますよね。」
「絶対に言うたらアカンって言われた事は言わないよ。そう言いながら言ってくれ、いう奴もおるやん。ココだけの話やけどな、というのは広めていいよって子もいるわけ。だから、逆に、この人なら誰かに喋るっていうのを利用して、人には言わないでね、って言って、喋って広めてる奴もいる。」
「それはモノによって、やっぱ言っちゃいけないもんは言わないかなと思うんですけど、それを言われても、どこかからも聞かれたから、それは言っていいものかなと、秘密ねって言われてるんだけど、秘密だけど、違った人からその秘密内容を聞くと、ああ、知ってるねって話になる。そういうのは別に大した秘密じゃないのかなって思いますけどね。本当の秘密はそんな喋らないと思いますよ。本人も、本当に秘密にしてもらいたいことは口外しないと思いますよ。言っちゃってる＝それはまあ、ある程度、親しい親友でも言えない事は言わない、のが本当の秘密だと思う。」
秘密だけど・・・は、喋ってもいいよ、広めてもいいよってことなんですね？！「秘密だけど」「ココだけの話」から始まる話は、「秘密」にはならない！通用しませんのでご注意を！
むしろ、広めて！の合図というニュアンスも含んでいるかも？！そういう人の心理を利用して話を広める策士もいるそうですから。怖いですね～！本当に言えない「秘密」は墓場まで持って行くべし！ですね！
（TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』取材・レポート：近堂かおり）