統計調査員八木さん 瑞宝単光章受章を報告 幸区長を表敬訪問
統計調査員を長年勤め、これまでに優秀な成績を収めたとして、瑞宝単光章を受章した八木悦子さん(74)が11月27日、赤坂慎一幸区長を表敬訪問した。
瑞宝単光章は公務等に長年従事し、成績を挙げた人に授与される叙勲。八木さんは37年の長きに渡って、国勢調査等の各省庁が実施するありとあらゆる統計調査に携わり続け、現在も活躍している。
調査の際には主に自転車に乗って直接会社等を訪ねるという。骨の折れる仕事に聞こえるものの、「相手と会えない時は残念だったけど、やりたくないとは一度も思わなかった。完成した調査結果を見ると、自分の仕事が実感できてやりがいを感じる」とこれまでの仕事を振り返る。
受章については「知らず知らずのうちに37年も経っていた。まさか自分が受章するとは思っていなかったので、驚きが大きい。今後も仕事をもらえる限り、初心を忘れずに、いつまでも謙虚な心で勤めていきたい」と語った。
瑞宝単光章のメダルは青い首ひもに銀色のブローチが付いたもの。八木さんは「遠くに住んでいる子どもたちにはまだ見せていないので、この年末年始に見せるつもり」と笑顔を見せた。