アクロス福岡のランチタイムコンサート、若林顕&鈴木理恵子 デュオコンサート<90 分拡大版>
若林顕&鈴木理恵子 デュオコンサート
アクロス福岡のアクロス・ランチタイムコンサートも109回目を迎えます。
ランチタイムにランチ価格で、音楽を楽しむをコンセプトに開催される「ランチタイムコンサート」。
今回は、常人離れした技巧と表現力で世界的に活躍する、日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト
若林顕と、コンサート・ミストレスの豊かな経験に裏付けられた音楽性と表現力でソロ、室内楽奏者として
幅広く活躍する実力派ヴァイオリニスト 鈴木理恵子によるデュオコンサートをお届けします。
ピアニスト 若林顕
日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。ベルリン芸術大学などで研鑽を積む。20歳でブゾーニ国際ピアノ・コンクール第2位、22歳でエリーザベト王妃国際コンクール第2位の快挙を果たし、一躍脚光を浴びた。その後N響やベルリン響、サンクトペテルブルク響といった国内外の名門オーケストラやロジェストヴェンスキーら巨匠との共演、国内外での室内楽やソロ・リサイタル等、現在に至るまで常に第一線で活躍し続けている。リリースした多くのCDがレコード芸術・特選盤となり、極めて高い評価を受け続けている。2014年、2016年にサントリーホール、2020年に東京芸術劇場コンサートホールでソロ・リサイタルを行い、また2023年から「魔弾のピアニスト」リサイタル・シリーズ(東京芸術劇場コンサートホール)を開始し、大成功を収めた。自身では3回目となる「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲シリーズ」を2017年に完結し、2018年より2022年まで「ショパン:ピアノ作品全曲シリーズ」を行った。第3回出光音楽賞、第10回モービル音楽賞奨励賞、第6回ホテルオークラ賞受賞。
ヴァイオリニスト 鈴木理恵子
桐朋学園大学卒業後、23歳で新日本フィル副コンサート・ミストレスに就任。2004年より約10年間、読売日本交響楽団の客員コンサートマスターを務めた。これまでに篠崎功子、H.シェリング、N.ミルシタイン、M.シュヴァルベの各氏に師事。1997年からはソロを中心に活動。全国各地でのリサイタルの他、主要オーケストラとも多数共演。後進の指導にも力を注ぎ、また著名な作曲家からの頼が厚く、多くの作品の初演に指名を受けている。ソロCD「ヴィヴァルディ:四季」をはじめ、「レスピーギ&フランク:ヴァイオリン・ソナタ」など若林頭とのデュオ等、これまでに11枚のCDを発売、いずれも絶賛を博している。2008年から横浜と掛川で、音楽とアートがジャンルを超えて交わる「ビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭」を自らプロデュース。斬新な内容が各界で評価されている。ソリストとしてはハンガリーのソルノク市響やジュール・フィルとの共演、デュオ・リサイタル(スウェーデン、ドイツ)、デュオ・トリオ(フランス)等、ヨーロッパにも活動の場を広げている。
曲目
ビーバー:「ロザリオのソナタ」より パッサカリア ト短調
ヒナステラ:パンペアーナ 第1番 op. 16
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934, op. 159
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第 9 番 イ長調 op.47 「クロイツェル」
2人の名手が7年ぶりに福岡シンフォニーホールで奏でる音楽をお楽しみください。