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オーストラリアが16歳未満のSNS利用禁止法案提出 大竹「禁止にまでするのはどうかというのと、見続けさせるのもどうか。両方ある」

文化放送

11月22日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。朝日新聞の「16歳未満のSNS利用禁止へ オーストラリア、世界初の法案提出」という記事を紹介し、大竹、青木理がコメントした。

オーストラリア政府は21日、16歳未満のSNS利用を禁止する法案を議会に提出した。地元メディアによると成立すれば世界初。性的被害やいじめを防げるとして歓迎する声がある一方、子どもの権利侵害だとの意見も出ている。

「我々は、ソーシャルメディアが社会的悪影響を及ぼしていることを知っている」
豪州のアルバニージー首相は法案の提出を受けて声明を出し、法整備の必要性を訴えた。

保護者が同意していても16歳未満であれば利用禁止の対象となる一方で、反対意見もある。法律と先端技術が専門のオーストラリア国立大学のフェイスゴードン准教授はオンライン空間は子どもが家族や友人とつながり、身の回りに広がる世界について学ぶ場でもある。子どもにとって重要な機会だ」とし、全面的SNS利用の禁止は、子どもの「情報へのアクセス権」の侵害につながるとの見解も示す

太田アナ(アシスタント)「賛否両論あるみたいですね」

大竹「この記事取り上げたのは、俺はどっち側だという意味じゃなくて、聞いた話によるとよその国では17歳の女の子が自分の写真をネットやSNSにあげたりするとそこにもう世界中から誹謗中傷から、賛否から全部集まってくるみたいな話をちょっと聞いたのと、もう1つ俺が思っているのは、スマホ依存症。SNSを若い人の間では1日 6時間も見てるとかいう話もあるんですわ。だから、禁止にまでするのはどうかなというのと、だからって見続けさせるのもどうかなと。両方あって、こういう記事が出てることをご紹介したんですけど」

青木「ただこれあれなんですよね。プラットフォーム事業者に16歳未満の子供の利用を禁じさせる合理的な措置を求めて、これに違反すると最大50億円の罰金なんだけど、保護者や子供への罰則はもうけない。その上でいうと、難しいですよね。確かに子供の権利侵害という見方もできるし、性的搾取みたいなものもある、子供自体が性的なものに触れるということも、これは別にいい面悪い面あると思うんですけど、逆に女の子なんかが自分の裸の写真送れみたいなこと騙されて送っちゃって、搾取されたりとかってこともあるし、最近の闇バイト問題なんか見てると、未成年で自己判断能力が未熟であったりとか、法的責任能力がない人たちをどうやって守るか。特にSNSが相当荒野みたいな状況になってるから、オーストラリアの判断が、これから世界的に広がっていくのかどうなのか」

大竹「この間の闇バイトも確か16歳の子が参加してたというのはありますね」

青木「闇バイト問題について、ちょっと詳しい記者に話を聞いたら、やっぱり主にX状なんかで高額バイトみたいなのが来て申し込んで、要するに秘匿性の高いアプリに誘導されて、知らないで行っちゃって、一緒に強盗やらされるみたいなことがあるみたいですからね」

壇蜜(パートナー)「当日そうやって企画が変わった予定が変わったといって、荷物運びって聞いてたのに急に強盗になったりする場合もありますから、学校の授業で1つ時間を設けるという案もあってほしいですよね。みんなが学べる場所はそこしかないですから、個別に学ぶより他の人とか判例出して、ダメだよと。これやるとこうなっちゃうんだよと」

大竹「子どもたちだけじゃなくて、もうじいさんばあさんも詐欺とかそういうのにはバンバン引っかかってるからね。そういう意見聞くと、まあプラットフォームをどうするかというのも大きいね」

青木「この番組で言えば森永拓郎さんなんかが宣伝してるみたいな感じの偽サイトを作って、投資詐欺みたいなことやったりとか、兵庫の県知事選中でも誤情報とかフェイクみたいなものがわーっと流れて流されたりとか、大人だって全く関係のない状況で、ただ言論の自由と弊害みたいなところをどうやってバランスとりながら、これからの法体系を作っていくのか難しい部分はありますけどね」

壇蜜「今かなり振り回されてますよね。生身の人間が」

大竹「森永さんなんかもうあれだけ全部詐欺ですといってても、それでもまだ森永さんのあれで引っかかったって人が出てきてるわけだからね」

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