『エイリアン:ロムルス』続編、「ヒットしたからといって作ると必ず失敗する」「正しい物語を見つけようとしている」と監督
『エイリアン』シリーズ最新作として公開され、好評を博した映画『エイリアン:ロムルス』の続編が準備中だ。先駆けて20世紀スタジオ会長のスティーヴ・アスベルが製作意向を明らかにしていたが、この度は監督のフェデ・アルバレスも意欲を語った。
アルバレスは米にて、続編について「絶対にやりたい」と熱意。「スタジオ側もやりたがっているし、僕もやりたい」と、双方の意見は合致していると伝えた。
ただし、闇雲に発進させるわけにはいかない。「続編というものには、正しい物語を見つけなければなりません。僕にも、共同脚本家のロド(・サヤゲス)にも、アイデアはいくつかあるんです」としつつ、「“よし、これはやる価値がある映画だ”と思えるようなものを見つけて初めて、僕たちは着手するつもりです」と慎重な考えだ。「今の状況はそういう段階ですね。みんなが時間を費やすに相応しい、(エイリアンという)タイトルに相応しい物語を見つけようとしているところです」。
となると、実現はまだしばらく先になりそうだ。「1作目が大ヒットしたからというだけで続編を作るという失敗は犯したくない。続編ができるからという理由だけで作るのは、常に大失敗のもとですから」と、アルバレスは先行事例を見て学んだ様子。このシリーズからは2025年に初のドラマシリーズ「エイリアン:アース(原題)」も登場するから、確かに急ぐ必要はない。急がずに企画を練ってもらい、また2026年以降に新作が見られればファンとしても嬉しい限りだろう。
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