Yahoo! JAPAN

さよなら、もんさま…最愛の猫を亡くした40女が語るペットロスからの回復法

コクハク

筆者の腕をホールドして眠るもんさま(C)コクハク

 先日、愛猫のもんさまが亡くなりました。苦しむことなく、穏やかで立派な最期でした。

想像の5000万倍つらい

【日めくりコクハク】

 もんさまは、15歳と高齢だったので遠くない死は覚悟はしていたけれども、その5000万倍はつらいです。

 特に我が家には子どもがいないため、結婚と同時に飼い始めたもんさまは息子のような大切な存在でした。その分、喪失感も大きいったら。

 亡くなってからずっと泣きはらしていましたが、ようやく落ち着いてきました。今回は、筆者が気持ちを整理していくためにとった行動を紹介したいと思います。

ペットロスから立ち直るための4つの行動

1. 悲しみをしっかり感じ、受け入れる

獣医さんからお悔やみの花をいただきました(C)コクハク

 これまで数多くのペットを見送ってきました。ペットだけではなく、母や祖母、義両親…。この歳になると、命日ばかり増えて切ないですなあ…。

 誰かの死に出会うたび、悲しみを「早く乗り越えなきゃ」と無理に抑え込む必要はないと実感します。

 まあ、実際できないですよ。情緒不安になったっていいじゃないですか。死がつらいのは当たり前のことですもの。

「泣きたいときは泣く」これにつきます。

【こちらもどうぞ】葬儀代は減り、ペットのお悔やみ花は“予算度外視”…弔いは何で図る?

2. 思い出を形にする

しっぽの骨を納めてもらいました(C)コクハク

 もんさまを荼毘に付した時に、その遺骨の一部をロケット型のキーホルダーに納めました。今もデスクの上にそっと飾っています。

「いなくなった」ではなく、「小さくなったけどここにいる」と思えて、少し気持ちがほっこりします。

若い頃のもんさま(C)コクハク

 ちなみに、夫は生前の彼の写真を使い、アクリルスタンドを注文しました。

 アクスタって推し活以外にも使えるんだね! と、夫と二人で思わず泣き笑いになりました。

3. 毎日の習慣を続ける

お寺を撮ったら虹色の光が…もんさまかな?(C)コクハク

 これまでの経験から、愛する存在を失った後もなるべく、それまでの習慣を乱さないほうが、早く立ち直れるような気がします。

 正直、ベッドから起き上がれないほどの喪失感にさいなまれる日もありました。

 でも、ここでうずくまってしまうと絶対に二度と這い上がれないと、毎朝のランニングだけは続けていました。お寺へのお参りを、ランニングに加えたのもよかったのかもしれません。

お風呂大好きキャットでした(C)コクハク

 また、晩年のもんさまは、なぜかお風呂で寝たがったんですよね。

 彼のためにお風呂の床は必ず洗った後、きれいに水気を拭きとっていました。もんさまが与えてくれた良い習慣として、これからも定着させていく所存です。

4. 一人で抱え込まない

いっぱい泣いて立ち直るよ(C)コクハク

 もんさまの死で一番親身になってくれたのは、行きつけの飲み屋のママさんでした。

 彼女も昨年相次ぎ、ペットを亡くした経験を持っており、とても気持ちのこもったLINEを送ってくれました。

ほんとありがと(C)コクハク

 また、もんさまファンの友人たちからも温かいメッセージがたくさん。

 思い出を共有することで、もんさまがいかに愛されていたかを強く感じ、お別れの寂しい涙をうれし涙に昇華できました。

おわりに

しょんぼりこっちゃん(C)コクハク

 まだまだ、もんさまを思うと涙は止まりません。遺されたこっちゃんも、心なしか寂しそうです。

 もんさまの動画を見せると、ずっと見入っています。健気やで…。

 つらいし、寂しいけれど、残念ながらもんさまのいない日々はこれからもずっと続きます。がんばらなきゃね。

 筆者の体験が、ペットロスに苦しむんでいる誰かの支えになれば幸いです。

(編集K/コクハク編集部)

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 全女子に教えたい……!顔が小さく見えるボブヘア〜2025年〜

    4MEEE
  2. 人気雑貨ブランド「SWIMMER」(スイマー)」ポップアップ店 広島県福山市に登場

    旅やか広島
  3. 今年も「SAKURAシリーズ」が始まる♡スターバックス リザーブ ロースタリー 東京から桜を感じるビバレッジやベーカリーが登場

    東京バーゲンマニア
  4. 「まじでふるえる」スーパーで買い物した時の合計金額に驚き「色々どうにかしてほしいよね」

    Ameba News
  5. キュートな「チョコ缶やコラボバッグ」が気になる~!カファレルの期間限定商品に大注目♪

    ウレぴあ総研
  6. 「意外!」「試してみたい」レシピ→「豆腐」のカリふわ焼き「ヘルシーでおいしい」

    saita
  7. 【地元民が本当に行く店】長崎 ウミノの「フルーツサンド」は最後の晩餐にしたいくらい美味しい

    ロケットニュース24
  8. 下北沢、この素晴らしき“ジャズの”世界。街の雑多性が豊かな土壌を育む

    さんたつ by 散歩の達人
  9. 御前崎沖のテンビンフカセ釣りでチカメキントキ筆頭に多彩【静岡・輝風丸】ジギングでもヒット続出

    TSURINEWS
  10. 沖磯フカセ釣りで40cmクロ浮上【宮崎・喜福丸】好ゲストのシマアジとも対面成功!

    TSURINEWS