【豚肉が驚くほどやわらかくなる裏ワザ】冷蔵庫の“アレ”でプロ級ジューシー食感に!やって損なし簡単テクとは?
なぜ炭酸水で豚肉がやわらかくなるの?
その秘密は、炭酸水に含まれる二酸化炭素と、ほんのり感じる弱い酸性。この2つの力が、豚肉のたんぱく質をやさしくゆるめてくれて、筋繊維の結びつきがふわっとほどけていきます。
だから火を入れても硬くなりにくく、仕上がりはしっとり、ふっくら、ジューシー。
さらに、炭酸の細かな気泡が肉のすき間に入り込むことで、下味や調味料もグンとしみやすくなるといううれしい効果も!
このテクニックは、豚肉だけでなく鶏むね肉や鶏ささみ、牛こま肉などの加熱するとパサつきやすいお肉にも応用できます。
また、下味が入りやすくなるため、唐揚げやフライなどの揚げ物前の下処理としても効果的。衣の中でしっとりやわらかく仕上がりますよ。
まさに、ひと手間で仕上がりに差がつく、プロの技のような下処理テク。
ぜひ、いろいろなお肉で試してみてくださいね♪
豚肉の炭酸水漬け(やわらかくする下処理テク)
材料:
豚肩ロース肉 1枚
無糖炭酸水(強炭酸がおすすめ) 適量(肉がかぶるくらい)
手順:
① 豚肩ロース肉を清潔な保存容器(またはポリ袋)に入れる。
② 無糖の炭酸水を、肉がかぶる量まで注ぐ。保存容器の場合はふたをしっかり閉め、ポリ袋を使う場合は空気を抜いて密閉する。
③ 冷蔵庫で30分〜1時間ほど漬ける。使用直前に取り出し、余分な水分を軽くふいてから調理へ。
※ 長時間漬けすぎると肉の繊維が崩れ、逆に食感が悪くなる場合があるため、1時間以内を目安にするのがベストです。
\ここが仕上がりの決め手!/
炭酸水に漬けたお肉は、中火以下でじっくり火を入れるのがコツ。
高温で焼きすぎると、せっかくのやわらかさが損なわれてしまいます。
表面に焼き色がついたら火を弱め、ふたをして余熱で中まで火を通すと、ふっくらジューシーな仕上がりに。
手軽なひと工夫で、驚くほどおいしくなりますよ!