移住125周年記念ペルー展が12月21日に ペルー製品バザーやコンサートも
「日本人ペルー移住125周年記念ペルー展」が、12月21日(土)午前11時から午後4時まで、山口県政資料館(旧県会議事堂、山口市滝町1)で開かれる。山口県ペルー協会(河村建夫会長)の主催。
今から125年前の1899年(明治32年)2月27日、移民第1船の佐倉丸が契約移民790人(山口県人は新潟県人372人に次ぐ187人)を乗せて横浜港を出航。4月3日にペルーの首都・リマ市のカヤオ港に到着した。これは、ブラジルより9年早い、南米初の日本人移住だ。同展では、日本人ペルー移住の道を開いた岩国市出身の田中貞吉や、山口県民のペルー移民の歴史、同国の観光地や物産などが、パネル展示で紹介される。
さらに、チャリティーバザーも実施。ペルーのクリスマス菓子「パネトーン」、マフラーやポンチョ等カラフルなアルパカ製品、アンデスの「天日塩」や紫トウモロコシのジュースなどが会場に並ぶ。収益金は、ペルー山口学校へ全額寄付される。
午後1時半から3時半まで、昨年好評だったクリスマスジャズコンサートも開かれる。出演は、StarDust☆BigBand&ナンシー。入場料は、電話予約(TEL090-4802-1936、岡さん)すれば2000円で、当日券は2500円。