チューリップ狩りで春を持ち帰り♪豊岡で開催中の「たんとうチューリップ祭り」に行ってきた 豊岡市
豊岡市の『たんとう花公園』で100万本のチューリップが咲き誇る「たんとうチューリップ祭り」が4月27日頃まで開催されています。実際に訪れて、但東が誇るチューリップ祭りの魅力に迫ってきました!
お祭りの期間中、園内では色とりどりのチューリップで作った「巨大フラワーアート」をはじめとする様々な催しが行われており、なかでも記者が気になったのは「チューリップ狩り」(10本800円)。
長靴とスコップを借りてさっそくトライです!土の感触や雨上がりの匂いが気持ちいぃ…!!スタッフさん曰く、球根は畑の奥深くに埋まってるので、しっかり深く掘るのが上手に掘り起こすコツなのだそう。
記者も前のめりでチャレンジしてみましたが、力みすぎてチューリップを傷つけてしまいました(泣)。…けれどご安心を!こちらのチューリップは「切り花」にして飾ります♪
切り花にした後、残った球根は7月くらいまで鉢に植え、枯れるまで水をあげたあと、湿度の低い室内で鉢ごと保存しておきます。
その後、秋にまた外に出すと…、来年の春にはまた可愛いチューリップが芽生えるそうです!
筆者が訪れたレーンには色々な種類のチューリップの球根が植えられていたそうで、何が出てくるかわからない、“ミステリーチューリップコーナー”になっていました(笑)。
掘り出したチューリップは持ち帰りやすいように包んで袋に入れてくれます。「来年もチューリップを咲かせてみてくださいね♪」と手渡してくれたスタッフさんの笑顔にほっこり。楽しすぎるので訪れた際はぜひ体験して欲しい!!!
祭りの実行委員長の霜倉和典さんはチューリップを愛でながら「今年で34回目を迎えるイベントはペット連れも多く、車いすでも楽しめます。規制のないのがたんとうチューリップ祭りの良さだと思います」とお話してくれました。
取材日も近所の小学生たちが遊びに来ていて、絵を書いたり、お弁当を広げていました。
来場者の中には明石市から13年以上通っているという大ベテランのご夫婦も!毎年必ず有給休暇を取って「たんとう祭り」に来ているそうで、「道中も楽しいんだー」とお話してくれました。お気に入りの催しは「10万本のチューリップで作るフラワーアート」とのこと。
今年のフラワーアートは来場してからのお楽しみです。ぜひその目でご覧ください♪
期間中、あいにくの雨に降られることもあるかもしれませんが、写真の通り、雨の日のチューリップもまた良いものですよ。
ちなみに“雨の日限定”の来場者プレゼントを用意しているのだそう。スタッフさんの「たくさんの人に来てほしい!」という思いの表れですね。
枩田さんも毎年来られています。写真は去年のものですが、今年も来られるそうで、運が良ければ太陽君と一緒に写真が撮れるかも!?とっても人懐こい性格でお出かけ大好きインコちゃんです。
公園内ではチューリップだけでなく「ネモフィラ」も見ごろを迎えており、こちらも春の同園の魅力のひとつです。
祭りの期間中は園内のあちこちにベンチやテーブルが設置されているので、軽食も気軽に頂くことができます。
近くに鉄道の最寄り駅などがないため、車でのアクセスが便利です。但東は今ちょうど桜が満開を迎えているので、道中も楽しみながら向かうことができるはず!
自然の中で人間は生きているんだと思える景色を満喫しに、ぜひ「たんとうチューリップ祭り」に足を運んでみてください。
開催日
2025年4月15日(火)~27日(日)
場所
たんとう花公園
(豊岡市但東町畑山1234)
時間
9:00~17:00(最終入場 16:30)
入場料
大人(平日)800円、(土日祝)1,000円
小中学生 400円
幼児 無料
団体(有料の方20名以上)当日の入園料より100円引き
※団体は事前申込みが必須です
障害者手帳提示時(ご本人のみ)当日の入園料の半額