<ライブレポート>熱く揺らせ、いつだって青い春。が示した未来へ向けた星の羅針盤を!!
いつだって青い春。が、目標動員250名以上を掲げ、3月30日(日)に渋谷ストリームホールで1stワンマン公演「いつだって青い春。1stワンマンライブ『青春の1ページ』」を行った。この日のライブは、4月6日を持ってグループを卒業する和栗春心を含む現メンバーによる最初で最後のワンマンとなった。いろんな思いも胸にした、当日の公演の模様をお届けしたい。
暗くなった場内。大きなスクリーンに映し出されたのが、メンバーたちの、ワンマンライブへ向かうまでのカウントダウンを告げる映像の数々。そして迎えた、当日。10からのカウントダウンを告げながら、メンバー一一人一人のワンマン公演へ向けての思いか語られる。高まる期待。胸の鼓動も、ドキドキ高鳴りだす。そして‥。
流れだしたSEに乗せ、6人が元気いっぱいに声を上げてステージへ姿を現した。ライブの冒頭を飾ったのが、思い描いていた未来へ君と歩みたいと願う、彼女たちの強い意志を記した『青いジュブナイル』。いつだって青い春。が描く青春物語の一篇一篇には、揺れ動く脆い心模様と、それでも抱いた思いを信じて歩み続ける、眩しい乙女たちの姿が綴られている。今宵の物語の1ページ目を描くに相応しい『青いジュブナイル』では、イントロが流れだした瞬間、フロア中から「わ わ ワールドカオス」と熱情した声による混沌MIXが飛び出した。その熱い思いも受け止めつつ、メンバーの一人一人が、歌詞に綴った思いへ今の気持ちを重ね合わせ、力強く、胸を張って「まだ見ぬ未来へと向かう」と歌っていた。目の前に広がる真っ青な景色に向かって。その先から光射す輝きにしっかりと視線を向け、6人は強い意志を持った想いを歌声に乗せて届けてきた。彼女たちの決意や、高鳴る胸の鼓動を感じた大勢の観客たちが、6人に向けて熱い声をぶつけ続けていた。ここにいる誰もが、いつだって青い春。のライブを通して、眩しい青春の軌跡という物語を、共に熱狂というノートの上に綴っていた。さぁ今宵も、ここから未来へと繋がる新たな1ページを一緒に描こうか。
「フラワーブルーム 僕らの夢は 希望と愛で 広がる未来は ここにあるから」。メンバーたちの力強い歌声を合図に、『フラワーブルーム』が飛び出した。とても胸を弾ませる楽曲だ。彼女たちは青い空の下(ステージ)で、 みずからの心を煌めかせ、高鳴る思いを、晴れた歌声に乗せてステージの上から元気いっぱいに降り注いでいた。その歌声に刺激を受けた観客たちが、熱い声を上げ続けるのも当然だ。青春、まさにその言葉を実感できる瞬間瞬間が、次々と目の前に描き出される。その様に触れるたび、未来への道を一緒に描きたい気持ちが膨らんでゆく。6人が振り上げた手を左右ヘ大きく振るたびに、フロア中でも同じ景色か広がる。「広がる未来がここにあるから」の歌詞ではないが、いつだって青い春。のライブに触れていると、彼女たちと一緒に青春を咲かせたくなるし、その未来に期待したくなる。
眩しい輝きを持って『変わらないモノ』が駆けだした。軽快に駆ける曲に気持ちを乗せたメンバーたちが、ステージの上で軽やかにステップを踏みながら、この曲でも眩しい未来へ向けて熱い思いを響かせていた。無邪気に、真っ直ぐに、純粋に、純真に、未来を信じて響かせる歌声は、心へ汚れなき想いとしてダイレクトに突き刺さる。間奏では、フロア中から熱い熱いガチ恋口上も飛び交っていた。互いが思いを求めあうたびに、心が踊る。彼女たちの歌声が、ここには無限の可能性があるんだよと背中を押してゆくようだ。「待ってて未来の僕 いくから」と歌う彼女たちの言葉を信じ、その未来を一緒に見てみたい。
「一緒に青春してくれますか」の言葉を合図に飛び出したのが、『青春Upper!』。カラフルに弾けたダンスポップチューンに乗せ、6人が思いきり愛らしさを振りまきながらステージの上でぴょんぴょん飛び跳ねだす。彼女たち自身が、青春を描くことを思いきり楽しんでいる。この曲では、歌詞に合わせて演技風のパフォーマンスも披露。最初からテンションの高い歌声で、彼女たちはHAPPYな空間を作りあげていた。その姿に触発され、フロア中から熱情した声がずーっと飛び交い続ける。熱いコールを受けながら、軽やかに歌い踊る6人の姿が、とてもキュートだ。一人一人の歌声が力強いのは、彼女たちが歌の世界へ気持ちを溶け込ませ、アッパーでアゲアゲなテンションで思いをぶち噛ましていたから?!エンジンをフル回転して弾ける彼女たちの姿に触れ、気持ちがずっと燃え上がっていた。
荒々しいギターの音が炸裂。彼女たちは勢いよく駆けるロックンロールな音の刺激を背に、少し強気な声を魅力に『君ルセット』を凛々しく歌っていた。メンバーらが力強い歌声を高らかに響かせるたび、気持ちが熱く高ぶる。この曲で6人は、終始凛々しくパワフルな姿で、観客たちへせまっていた。愛らしいチャーミングな姿も素敵だが、凛々しい姿で熱いメッセージを伝える姿にも、気持ちが嬉しく奮い立つ。
止まることなく、ダンサブルなリズムに乗せて『エバーラスティングブルースカイ』へ。力強く躍動するダンスビートに乗せて、彼女たちは軽やかに歌い踊っていた。6人は、もどかしい胸の内を零しながらも、この6人で明日へ向かって一歩一歩と歩む強い意志を、眩しい歌声に乗せて伝えていた。とても美しくも雄大な景色が見えてくる楽曲だ。青い青い空のカンバスに、6つの歌声の絵筆が強い意志を綴っていた。その言葉の一つ一つが、真っ青な空に、消えない強い意志や宣言として刻まれてゆくのを感じていた。一つ一つの言葉たちよ、もっともっと青い空の彼方まで響き渡れ。
映し出された映像。そこには、7月22日にメジャーリリースすることが記されていた。その嬉しい報せに、いつだって青い春。の新しい未来へ繋がる物語の新しい"章"が、ここから始まることを感じていた。
新SEに乗せて、新衣裳に着替えたメンバーたちがステージへ。新章となる最初の1ページを開くように届けたのが、新曲の『青に染まる僕ら』。キラキラ煌めいた輝きを振りまくように楽曲が走り出すのを合図に、メンバーたちが眩しい青春の景色を彩るヒロインたちになり、目の前にドキドキする青い青い青春の物語を描き始めた。とてもエモくて眩い楽曲だ。大切な仲間たちと交わした約束を明日へと繋げるように。ここからまた新しい世界へ駆けだそうと、6人は腕をブンブン振り回し、ときに6人で手を繋いでラインダンスをしながらなど、一体感を持った楽しくもかわいいパフォーマンスを示しながら駆け続けていた。「物語は始まったばかり」の一節ではないが、いつだって青い春。が、ここからどんな新しい章となる物語を綴るのか、期待に胸をドキワクしたくなる楽曲であり、彼女たちの歌声やパフォーマンスだった。
歌唱後のMCでは、「がむしゃらに走る、いつだって青い春。にピッタリな楽曲」と『青に染まる僕ら』について語っていた。ここでは、新衣裳もしっかりとアピール。「1年生から2年生になった」の言葉にはニヤッとした。さちに、メジャーリリースが決まったことへの感謝の想いも、桃乃りさが述べていた。
ライブも終盤へ。「最後まで私たちと一緒に全力で青春していきましょう」の掛け声を合図に『星の羅針盤』が飛び出した。とたんにフロア中から上がった、熱情した熱い声・声・声。6人は、胸の内に抱いた強い意志と想いを、この場を埋めた一人一人の胸へ届けるように力強く歌っていた。彼女たちが叶えたい願い事とは何だろう。メンバーたちは、心の中に置いた羅針盤が示す輝く未来への道筋を信じ、「もっともっともっともっと」と想いを膨らませ、掲げた手を高く伸ばし、指し示す光をつかもうと歌っていた。ここへ至るまでの道筋は、けっして平坦ではなかったことを彼女たちは知っている。それは、ここへ集まったファンたちも同じ。だからこそ、互いに「もっともっともっともっと」と声を上げながら、星の羅針盤が指し示す未来を一緒に求めあっていた。「揺らせ 星の羅針盤」と力強く歌う彼女たちの歌声に向け、フロア中から飛び交う熱い熱い声と、揺れる無数の拳と色とりどりのペンライトの輝き。その様が、たくさんの星のようにも見えていた。その星たちと一緒に星の羅針盤が指し示す未来へ向かって、一緒に駆け続けたい。
ライブも最後の曲に。デビューから1年6ヶ月、大好きな仲間たちを描き続けてきた日々の中で感じ、抱いた想いをすべてぶつけるように、6人は『息をする鼓動』を、みずからの身体を奮い立てて歌っていた。なんて力強い歌声と言葉たちだろう。彼女たちが歌声を通して突きつけた言葉の力が、次々と胸に突き刺さる。心地好く張りつめた空気も身に覚えながら。彼女たちが魂を振り絞るように歌い、届ける声を、満員の観客たちが全身でしっかりと受け止めていた。気持ちを前のめりに。挑戦的な姿勢を持って凛々しく歌う姿は、いつだって青い春。の未来を切り開いてきた。それは、これからも変わることはない。そんな想いに染め上げてくれたのも嬉しかった。
ふたたび、この空間に熱情した景色を描くように、アンコールは『君ルセット』からスタート。軽快に駆けだしたロックンロールのビートに乗せて、メンバーたちがステージの上を走りまわる。さぁ、ここからまた、未来へ繋がる熱い物語の続きを描こうか。胸をドキドキと鳴らし、スリリングに刺激するロックンロールのビートに乗せて、一緒に騒ぐ人たちがフロア中に大勢いた。その様を目にしながら、6人は胸の内に隠した小さな牙をちら見せながら、熱く高ぶるエモい感情を元気いっぱいぶつけていた。一人一人の歌声に熱いエナジーを覚えていたのも、6人が本気の思いを歌声に乗せて響かせていたから?!その姿に刺激を受けるたび、フロア中から飛び交う熱情したMIXの声。ここからもっともっと、真っ青な未来を目指し、さらに気持ちのギアを上げて駆けだそう。弾ける想いを抱きしめながら、共に走り続けようじゃないか!!
「わたしたちの青春は何処までも輝き続けます」。『青いジュブナイル』のイントロが流れだしたとたん、フロア中から起きた「わ わ ワールドカオス」の声・声・声。6人は歌詞に綴った言葉の場のひと言ひと言を、みずからの未来を、君という仲間たちと共に切り開く心の指針や衝動にして、気持ちを振り絞るように高らかに歌い踊っていた。彼女たちの歌声が、眩しい希望に満ちた光として、ステージの上から身体中に次々と降り注がれる。メンバーらは、一緒に眩しい青春の景色を描こうと誘いかけてきた。いつだって青い春。が眩しい青春物語の中に描きだす、未来への羅針盤が指し示す方向へ向かって、共に素敵な景色を描きたい。『青いジュブナイル』、眩しい青春の物語が、今は、ひと際輝いて見えていた。
ここで、メンバーたちが、今の想いを述べていた。ここでは代表し、原田一二三の言葉を伝えたい。
「このステージに立ったとき、この景色が本当に青春の1ページだなと思ったので、絶対にこの先もみんなといつだって青い春。を守りたいし、いつだって青い春。がもっともっと大きくなるように頑張っていきたいと思ったから、これからも私たちを応援してくれたら嬉しいです」
「最後まで青春の1ページを刻んでいきましょう」の声を合図に、最後の最後にいつだって青い春。が歌ったのが、『星の羅針盤』。フロア中から力強く熱いクラップと声が飛び交う。6人は凛々しい姿で、その手を、眩しく輝く未来という星空へ向けて伸ばしながら、「もっともっともっともっと」と希望に満ちた声で歌っていた。6人が高く伸ばした手でつかもうとしていた願いごとは、どんなことなのか。歌の羅針盤へ導かれるように進み続けた先に、どんな未来が待っているのか。彼女たちが、大切な仲間たちと一緒に「もっともっともっともっと」と歌うたびに、一緒に、星の羅針盤が指し示す未来を見たくなる。ここへ至るまでにも、いつだって青い春。は願いごとを叶えては、その願い事を一つ一つ増やし続けてきた。それが、ここへ至るまでに描いた道筋なんだと思う。6人が胸の中で願い事を繰り返すたび、やっぱし、その夢を一緒に見たくなる。気づいたら、メンバーと観客たちが、互いに高く手を伸ばし、この空間の中、見えない力で握りあっていた。さぁ、また新しい願いごとを、一緒に一つ叶えいこうか。だから揺らせ、この羅針盤を!!!!!!
TEXT:長澤智典
いつだって青い春。
1stワンマンライブ『青春の1ページ』
セットリスト:
SE
M1:『青いジュブナイル』
M2:『フラワーブルーム』
M3:『変わらないモノ』
MC
M4:『青春Upper!』
M5:『君ルセット』
M6:『エバーラスティングブルースカイ』
MC
新SE
M7:『青に染まる僕ら』
MC
M8:『星の羅針盤』
M9:『息をする鼓動』
-ENCORE-
EN1:『君ルセット』
EN2:『青いジュブナイル』
MC
EN3:『星の羅針盤』
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