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このザクガリ食感は体験必須!公園前の「isu bakery & cafe」で絶品クリームコロネを【岐阜・各務原市】

日刊KELLY

2024年11月、緑豊かな気持ちのいいロケーションが広がる各務原市民公園の目の前に、「isu(イス)bakery&cafe」がオープン!店内にはパリパリのクロワッサンや、歯ごたえのある独創的なクリームコロネなど、見た目・食感・味良しのパンが約30種類並びます。

築60年の古民家をリノベーションした店内には、イートインスペースも。人が集う椅子のような温かい場所で、ちょっと特別な“ごほうびパン”を味わってみませんか?

約30種類のパンが勢ぞろい!温もりある古民家でイートインも

名鉄「市民公園前駅」から歩いて5分ほどの位置にオープンした「isu bakery&cafe」。木枠のレトロなガラス戸を開けると手前にパンの販売スペース、奥に天井の梁があらわになった、古民家の温もりあふれるイートインスペースが広がります。

鮮やかなブルーの壁が印象的なショップスペースには、「クロワッサン」「パンスイス」「パン・オ・ショコラ」といった食感が楽しめるパンから、「クリームパン」や「シナモンロール」、「メロンパン」、「isuリング」などのデザート系、さらに食パンや焼き菓子がずらり!

テイクアウトはもちろん、コーヒーや紅茶、ホットミルクなどと一緒にイートインも可能。ドリンクとデザート系のパンをお得に味わえる「おやつセット」や「ワンプレートセット」、「アフォガード」(各800円)も用意されています。

厨房はガラス張りになっていて、店主の宮崎さんがパンをこねたり、オーブンで焼いたりする様子が見られます。

宮崎さん 子どものときに工場見学が大好きだったことから、あえてオープンな造りに。実際にお子さんが夢中になって、こちらを覗いていることもあります(笑)。店内から、作っている様子も作っている人も丸見えなので、安心感を持っていただけるのではないかと感じています。

3種類の小麦をブレンド!食感や見た目も大切にした“ごほうびパン”を

店主の宮崎さん

子どものころからものづくりが好きで、製菓学校を卒業後、パティスリーで約1年、ベーカリーで約6年腕を磨いてきた宮崎さん。パン作りでは、「見た目は美しく、食感は楽しく、味はおいしく!」という思いを大切にしています。

宮崎さん 日常に寄り添いつつも、思わず手に取りたくなるような “ごほうび感”のあるパンをお届けできたらと思っています。

「クリームコロネ」(380円)

中でも人気No.1は「クリームコロネ」。筒の部分の生地を230℃で2度焼きすることで、ザクッ、カリッとした食感に。外側のほろ苦さと、自家製の生クリーム&カスタードを合わせたクリームの甘さが絶妙なバランスです。これを目当てに何度も訪れるファンが多いのも納得!

「クロワッサン」(280円)

看板商品の一つが、フランス産発酵バターを贅沢に使用した「クロワッサン」。生地を16層に折り重ねて焼き上げることで、パリッと香ばしく仕上げています。

「パンスイス」(430円)

「パンスイス」は、クロワッサンとは生地の重ね方を変えたパンで、ザクザク&バリバリとした食感がクセになります。自家製のカスタードとアーモンドクリームを合わせたフランジパーヌが、デニッシュ生地とマッチ。

こうしたパンのおいしさを支えるのが、素材へのこだわりです。そのまま飲んでもおいしい高級牛乳に、バターは香り高いフランス産を、そして小麦粉はパンの特性に合わせて3種類をブレンドしています。パンに使うカスタードをはじめとするクリームやトマトソースも、すべて宮崎さんが手間暇をかけて手作りしています。

パティスリーで働いていた経験も、美しく繊細な「isu」のパンを作り上げる一つの要素になっています。

宮崎さん パティスリーで学んだクリームの知識や素材の組み合わせ、そして「どうしたらもっと綺麗に見えるか」という感覚は、今のパン作りにも欠かせません。お客様に「わぁ!」と喜んでいただけるような、味も見た目も心躍るパンをお届けしたいと思っています。

さらに人が集う場所を目指して、ハード系や惣菜パンも充実させたい!

オープンから約半年、「isu」には何度も訪れてくれるファンも増えてきたそう。宮崎さんは、常連のお客さんが来たときは、ガラス張りの厨房の中から挨拶したり、顔を出して少しお話しをしたりとコミュニケーションを大切にしています。

宮崎さん 店名は、「人が集まって腰を下ろし、会話が生まれる“椅子”のような存在にこの場所がなれたら」という思いを込めて付けました。友だちと集まるときや家族で過ごすとき、そのコミュニケーションのそばに、うちのパンがあったらうれしいです。

これからは、パンのラインナップもさらに充実させていきたいそう。

宮崎さん 今は、デニッシュ系の甘いパンが中心なので、今後はハード系や惣菜系のパンも増やしていきたいです。

現在も自家製酵母を使ったパンは、「パンドミ(食パン)」「クリームパン」「メロンパン」などがありますが、これからは「サワードゥ」というライ麦と小麦だけで起こす天然酵母を使った、本格的なハード系パンも増やしていきたいと考え、すでに試作を重ねているとのこと。

日々の食卓に、そして特別なひとときに寄り添う「isu」のパンがどんなふうに進化していくのか、これからもとても楽しみです♪

店主・宮崎さんにインタビュー

――パンの世界に進み、お店を開こうと思った経緯とは?

宮崎さん 製菓学校に通っていた時から、「どうせやるなら、いつか自分のお店を持ちたい」と自然と思うようになりました。「30歳までに」という目標を立て、ケーキ屋とパン屋で修業。パン屋での修業の後半は店長も任せてもらって、お店の運営面も学べたのは大きかったです。働きながらも、休みの日には自分でパンを焼いて試行錯誤して…。そして、27歳でこの「isu」をオープンできました。

――各務原市のこの場所を選んだ決め手は?

宮崎さん 僕自身は愛知県の一宮市出身ですが、自分でお店をやるなら、あまり都会すぎず自然が豊かで、公園がすぐ近くにあるような場所がいいなと思っていました。そんな時、この場所と出会って、目の前には市民公園が広がり、まさに理想的でした。昨年、子どもが生まれたのですが、「子育てしやすい街がいいな」と思っていたことも、この場所を選んだ理由の一つです。

――入店してすぐの壁にある“青い丸”がとても印象的でした。あれは何でしょうか?

宮崎さん あれは、お店を設計してくれたデザイナーさんにお願いして作ってもらった、フォトスポットです。「お店の内外に、お客さんが写真を撮りたくなるようなポイントを作ってほしい」とリクエストしたら、あの“青い丸”を提案してくれました。「isu」のロゴが入ったパンの紙袋を持ちながら、写真を撮ってSNSにアップしてくださる方も結構いらっしゃって、すごくうれしいです。お店に来られた際には、ぜひ記念に一枚撮ってみてください!

WRITER
Sugiyama今回、人気No.1という「クリームコロネ」をいただきましたが、まずその食感に驚かされました。外側の想像を超えるザクッ、カリッとした歯ごたえと、中の濃厚でなめらかなクリームのコントラストが見事で、ほろ苦さと優しい甘さのバランスも絶妙!これはクセになりそうです。
そして取材中、地元のおばあちゃんらしきお二人が、パンがたくさん入った袋を手に宮崎さんと楽しそうにお話しされている姿がとても印象的でした。オープンして間もないのに、すでに地域の方々に愛され、温かいコミュニケーションが生まれているのだなと感じました。

isu bakery&cafe

場所
岐阜県各務原市那加門前町2-5
営業時間
10:00〜17:00(無くなり次第終了)
定休日
月・火曜定休

撮影/Kana Kurata 取材・文/杉山正博

※掲載内容は2025年4月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

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