開幕から28回連続無失点の巨人・山﨑伊織がセ・リーグ記録更新か、広島は大瀬良大地が先発
セ・リーグ記録まであと3回の山﨑
巨人・山﨑伊織が30日の広島戦(東京ドーム)に先発する。
今季は4試合に登板して3勝負けなしで、開幕から28回無失点を継続中。2007年に高橋尚成がマークした球団記録に並んでおり、1963年の中井悦雄(阪神)と2023年の村上頌樹(阪神)がマークした、開幕から31回連続無失点のセ・リーグ記録更新が期待される。
東海大からドラフト2位で入団して5年目の26歳。今季は広島戦初登板だが、昨季は3戦2敗、防御率7.71と相性は良くない。6打数4安打2二塁打1本塁打と打ち込まれた末包昇大には十分な警戒が必要だ。
ブルペンには大勢、マルティネスら盤石のリリーフ陣が控えているだけに、序盤から思い切り腕を振りたい。今日も無失点に抑えて、1939年に高橋敏(阪急)がマークした38.1回のNPB記録に近付くことができるか。
大瀬良は昨季の巨人戦防御率1.88
一方、広島は大瀬良大地が先発する。今季は4試合に登板して1勝1敗、防御率1.73。今季初勝利を挙げた23日のヤクルト戦から中6日でのマウンドだ。
昨季の巨人戦は5試合で1勝2敗ながら防御率1.88。相性は悪くないが、14打数5安打1本塁打の打率.357だった主砲・岡本和真の一発には細心の注意を払いたい。
2018年に15勝7敗で最多勝と最高勝率に輝いた通算88勝右腕も、ここ3年は2桁勝利に届いていない。相手先発は記録のかかる山﨑伊織だからこそ、ベテランらしい投球術で存在感を発揮できるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・山野太一-DeNA・吉野光樹(神宮)
中日・大野雄大-阪神・門別啓人(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
西武・菅井信也-楽天・藤井聖(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹-ロッテ・種市篤暉(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・東浜巨-日本ハム・山﨑福也(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部