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[京都芸術劇場 春秋座]にて、松尾スズキが演出を手掛ける朗読劇『蒲田行進曲』を上演

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2024年10月19日(土)・20日(日)に、[京都芸術劇場 春秋座]にて、つかこうへいの名作『蒲田行進曲』が朗読劇で上演される。[京都芸術劇場]がプロデュースし、舞台芸術の最前線を担う演出家・作家・俳優とコラボレーションする企画として、今年は[大人計画]主宰、作家・演出家・俳優であり、2023年に[舞台芸術研究センター]教授に就任した松尾スズキが担う。つかが亡くなった年齢になった松尾が「強い影響を受けすぎ、敢えて遠ざけていたが、自分の中でつかこうへいへのけじめをつけたい」と朗読劇で挑む。 9月に松尾スズキと、ヤス役で[京都芸術大学]の卒業生・上川周作、ヒロイン・小夏を演じる笠松はるがオンラインにて会見を行った。
松尾:「自分の心の中でずっと思い描いてきたつかこうへいの世界を、今の時代に浮かび上がらせたい。そこに肉体が入ると、どうしても僕の色が強く出過ぎるので言葉だけで勝負したいなと。ヤスと銀ちゃんと小夏、3人の心模様を声の力で繊細にみせていけたらと思います。でも僕は、朗読劇はほぼ初めてなので、どうなるのかまだ予測がついていないです。それが冒険として面白い。」 上川:「一生懸命生きるヤスの姿にスポットライトが当たり、すごく勇気をもらえました。名も無き自分も人生で光る瞬間があるように思えて。今回そんな瞬間をお見せできたら嬉しいです。」 笠松:「松尾さんがつか作品に衝撃を受けた様に、私は大学時代に松尾さんの『マシーン日記』に衝撃を受けた。『蒲田行進曲』の台本からはエネルギッシュなテンポ感や、ヒリヒリするような言葉の応酬による迫力と魅力を感じています。小夏の切なさに寄り添えるよう頑張りたい。」 『蒲田行進曲』は、映画の撮影所を舞台に、スター・銀ちゃんと大部屋俳優・ヤスの奇妙な友情、その間で揺れ動く女優・小夏の姿を描く物語。「学生時代に1度だけ九州に来た『蒲田行進曲』が観られず、その後上京した時はつかこうへい事務所が解散。最後のチャンスを逃してしまったことが、ずっと心残りでした」と言う松尾スズキがどんな演出で届けてくれるのか。出演者に松尾の授業を受講する[京都芸術大学]の学生が参加し、音楽演奏も学生が担当するというから、フレッシュな情熱を感じながら劇場で楽しみたい。

朗読劇『蒲田行進曲』

ろうどくげき『かまたこうしんきょく』 春秋座(京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学内) バス停「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」から徒歩すぐ Tel.075-791-9207(京都芸術大学 舞台芸術研究センター) 2024年10月19日(土)、20日(日) 各日開演/14:00〜 ※開場は開演の30分前 料金/5500円、学生&ユース席 3000円 https://k-pac.org/events/13018/ ※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
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