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開幕迫る『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2024』 金谷かほりの新演出に合わせ振付も一新! その注目ポイントとは?

SPICE

TERUPOP、Bridget Keenan(ブリジット・キーナン)

2024年12月14日(土)〜25日(水)まで、東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)にて上演される『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』。今年からリニューアルされる金谷かほりによる新演出にあわせ、19名のダンサーが魅せる華麗なダンスも振付を一新。自身もダンサーの一人として出演し、レジデントディレクターとして振付も担当するブリジット・キーナンと、ado 唱、YOASOBI、Little Glee Monster、テーマパークなどの多くの振り付けを手掛けるダンサー/振付家で本公演の共同振付を務めるTERUPOP(樋口 照芳)に公演に向けた意気込みを聞いた。

ブリジット・キーナン インタビュー

――TERUPOPとの共同振付はいかがでしたか?

TERUPOPさんの創造的なビジョンとムーヴメントへの情熱に刺激を受けた、とても楽しいコラボレーションでした。多様なダンススタイルとジャンルを融合させ、今年は本当に特別なものが出来上がったと思います。観客の皆さんがこれまで見たことのない、新しいアイデアを取り入れることができました。TERUPOPさんの創造力と、一緒に素晴らしいものを生み出そうとする精神が振付に新しいエネルギーをもたらし、このプロセスをもエキサイティングでやりがいのあるものにしてくれました。こんなにも才能豊かで献身的な人と一緒に仕事ができるのは本当に貴重な経験で、ありがたい機会です。このコラボレーションに心から感謝しています。

――ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランドの振り付けを行う上で、何を重視していますか?

私はムーヴメントの音楽性に振付の魅力を感じていて、「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」を振り付けるときは、動きが音楽と結びついていることを重視しています。パフォーマーとしても、振付が音楽の延長のように感じられる瞬間が大好きなので、同じ体験をダンサーたちにもステージ上で味わってほしいと願っています。また、動きを通して物語を伝えることも大切にしています。登場人物や特定の感情を連想させることが重要ですが、例えば、冬のワンダーランドを想像するとき、キャラクターとしての “初雪” が私にどのような感情をもたらすか考えます。喜びや静けさ、あるいは魔法のような感覚でしょうか?その感情を動きに変換し、ダンサーと観客の皆さんの両方に共鳴するようにします。

このショーでは、クリスマスシーズンならではの喜びや懐かしさ、そして驚きに満ちた感覚を捉えながら、新鮮で魅力的な振り付けを行うことを心がけています。クリスマスをお祝いするだけでなく、観客の皆さんを素敵な魔法の世界に連れて行ってしまうようなステージにしたいです。

アメリカでのリハーサルの様子

――どのナンバーが一番好きですか?その理由は?

すべての楽曲に思い入れがあるので一番好きなナンバーを選ぶのは難しいですが、今年の新しいオープニングナンバーである「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」には特別な愛着があります。このナンバーでは女性ダンサー、シンガー、アイススケーターたちが登場します。パフォーマーたちの才能が組み合わさり、ショー全体のトーンを決定づけるパワフルでドラマチックなエネルギーが生み出される、華麗な幕開けの一曲です。観客の皆さんにもパフォーマーたちの力強さと美しさを感じてもらえたらいいなと思います。

――ショーを楽しみにしている観客の皆様へメッセージをお願いします。

「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」にご参加いただけること、とても楽しみにしています!今年のショーは、楽しさに溢れ、息を呑むようなパフォーマンスや、美しく新しい舞台セット、そしてサプライズが満載です。忘れられない体験を作り上げるために一生懸命準備してきました。このショーが、あなたとあなたの大切な人たちに喜びや驚き、そして魔法のようなクリスマスの楽しさをお届けできることを願っています。このスペシャルなクリスマスを一緒に楽しみましょう!

TERUPOP インタビュー

――Bridgetさんとの振付の共同作業はいかがでしたか?

2016年から日本で開催されている本公演が、今回新演出版にて上演されます。
演出を手掛ける金谷かほりさんにお誘い頂き、今回参加できることをとても光栄に思います。
Bridgetさんは、昨年もこのクリスマス・ワンダーランドで来日していらして、前バージョンの構成・振付・流れを熟知されているので、リハーサル時は彼女のやり方を観察し、その中にどうやって自分のエッセンスを入れられるかを考えるところから始まりました。Bridgetさんは聡明で、振付家としてもダンサーとしても素晴らしい方です。そして新しいことを取り入れることに対してすごく楽しんでくださったので、Bridgetさんとの共同作業はとても有意義で学ぶことが多かったです。

――TERUPOPさんがご担当されたナンバーで特にお気に入りのナンバーはありますか?

自分が担当したナンバーは、サンタの袋やキャンディーケーンなど、小道具をたくさん使っているのですが、ACT1のThe Man with the Bag(ザ・マン・ウィズ・ザ・バッグ)という曲では、椅子を使いました。このナンバーは特にお気に入りです!

――お客様に特に注目してほしいところがありましたら教えてください。

今回、お客さまも真似して踊れるような振りを入れました。お子様からご高齢の方まで誰でもできる簡単なものです!お客さまとキャストが一体になって、ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランドの世界が出来上がるような、ハッピーな時間になればいいなと願っています。

アメリカでのリハーサルの様子

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