大竹まこと「売れよ、そんなこと言うんだったら」米の高騰下 江藤拓農水相の発言が波紋
お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)5月19日の放送では大竹とジャーナリストの森永康平氏が、自民党の江藤拓農水相が価格高騰が続くコメに関し「(私は)買ったことがありません。支援者の方がたくさん下さるのでまさに売るほどある。私の家の食品庫には」と発言したことについて取り上げた。
大竹まこと「売れよ、そんなこと言うんだったら。この方はなんで人の心を逆撫でするような発言をするの」
森永康平「もしかしたら冗談のつもりで面白いかなと思って言ったのかもしれないですけど、だとしたらセンスが無さすぎるというか……」
大竹「普通に喋っていてこれを言うというのは……みんなが米が高くて買えないときに「売るほどある」と言われたらムッとするのは誰だってわかると思うんだけど。どう考えてもちょっとこの発言は酷いよね。先週の新聞記事は18週目に19円下がりましたという記事が出ていたんですけど、どう考えても備蓄米を出したところでこれ以上下がるということは考えられないんですけど」
森永「これは目先の備蓄米を出したかどうかという話に終始してはいけなくて。なぜこういうことが起きているのかという生産体制や、米の需給管理の政策が失敗していましたという話から入らないと。目先の何円上がった下がっただけで話をしていると本質を見失うかなと思います。ただ選挙が近いから過去の政策が失敗していたなどの総括はこのタイミングではしたくないでしょうね、どう考えても失敗という結論しか出ないわけですから。なのでしばらくは『十何円下がったじゃないですか』というのを手柄として……」
大竹「手柄なんですか?(笑)」
森永「スーパーの見切り品じゃないんですからっていう(笑)」
大竹「これで農水大臣の発言もあれば当然支持率も下がるだろうなと」