「ふるさと納税歴10年の節約主婦」が年始に必ず行う“3つのこと”「申し込んだら終わりではない…!」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。新しい年をむかえると、イベント続きだった日々から解放されて落ち着くもの。しかし、ふるさと納税をしたい方は要注意! ここでは、ふるさと納税歴10年のわたしが考える、「年始にやるべきこと」についてご紹介します。
1.寄付金受領証の確認
ふるさと納税を利用して寄付をすると、自治体から「寄付金受領証明書」が送られてきます。この書類は、所得税・住民税の控除に必要になる大切なもの。
確定申告をする場合に証明書が必要になる場合がありますので、後から慌てないよう手元にあるかどうか確認しておきましょう。
2.ワンストップ特例の申請
「納税先が5自治体以内」「確定申告をする必要がない(年末調整のある会社員など)」この2つに該当する方は、ワンストップ特例制度を利用できます。
確定申告をしなくても税控除を受けられる便利なものですが、利用するには書類の提出が必須です。
2024年分のワンストップ特例制度の申請期限は、「2025年1月10日」まで。消印有効ではなく、必着となりますので注意してください。
3.確定申告の準備
ワンストップ特例制度を利用しない方は、2024年分の確定申告に向けて準備を整えなくてはなりません。
「まだ1月だから」と安心していると、あっという間に期限がきて焦ることも……。e-Taxを使うと自宅から申請でき、自治体ごとに提出することなくまとめて入力できます。
さらに、寄付金受領証明書の提出も不要で、ふるさと納税ポータルサイトごとに発行している「寄付金控除に関する証明書」を添付すればOKです。
ただし、「寄付金控除に関する証明書」は電子データで、事前申請が必要。証明書の発行までに数日かかる場合もありますので、早めに手続きしておきましょう。
2025年の準備も少しずつ始めよう
今年分のやることが終わったら、2025年分のふるさと納税もシミュレーションを。2025年の寄付は来年からなので、少しずつ準備をしておきましょう。
10月よりポイント制度の廃止を予定していることもあり、2025年分は年末に駆け込むよりも早めの行動が重要です。うっかりミスを防ぐためにも、年始にやるべきことを済ませて、満足なふるさと納税生活を送ってください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア