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【明石】「SoupDeli eino」地元食材が主役のパスタや本格スープが自慢のレストラン♪

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【明石】「SoupDeli eino」地元食材が主役のパスタや本格スープが自慢のレストラン♪

明石市大久保町に店を構えるレストラン「SoupDeli eino(スープデリエイノ)」。丁寧に出汁をとった自家製スープをベースに、国籍を問わず多彩な料理を提供しているお店です。江井ヶ島産の海苔や地元の酒蔵から仕入れる酒粕を使ったパスタは、一度は食べておきたい名物メニュー。ワインも豊富に取りそろえており、昼飲みもOKです。

・「SoupDeli eino(スープデリエイノ)」


山陽電鉄江井ヶ島駅の北側すぐ、緑に囲まれた建物が異彩を放つ「SoupDeli eino(スープデリエイノ)」。和食やフレンチなど、あらゆる飲食店で修行を積んだ店主が営むレストランです。こだわりのスープをベースに、趣向を凝らした料理を展開しています。
2024年8月に実店舗をオープンする前は、屋台形式で野菜やスープを販売したり、マルシェなど地域のイベントに出店していたりしたそう。当時を知るご近所さんや、毎週のように足繁く通うリピーターも少なくありません。

店名の「eino」は、“江井ヶ島”という土地と“営農”をかけ合わせた造語。それもそのはず、店主は農家としての顔も併せ持っており、メニューに使用しているハーブなどは自家農園で育てています。ゆくゆくは農業にもさらに力を入れ、スープに適した品種の野菜を栽培し、料理に活用していく予定です。
ロゴとして描かれているエイは、江井ヶ島にまつわる逸話に由来。港に迷い込んだ巨大な赤色のエイに、お坊さんが酒をふるまうと満足そうに帰ったという言い伝えから、“エイが向かう島=江井ヶ島”と名付けられたんだとか。

もとは花屋だったというコンパクトな造りの建物。「一目見た瞬間、自身の感性にフィットしていると感じた」と店主は話します。せっかくなら、木のぬくもりあふれるナチュラルな雰囲気は残したいと、鉄骨や梁(はり)はそのままに、随所にアンティークな要素をプラス。意匠に惹かれて選んだ独特な造形のテーブルや、昔懐かしい黒電話などの古道具が存在感を放ちます。壁にはかつて愛用していたギターやベースが飾られ、まるで店主の頭の中を表現したようなスペースを作り上げています。

・食材も製法もこだわり満載のランチ

『江井ヶ島パスタ』1,000円
地元の魅力を詰め込んだメニューを作りたいと、同店を始めるにあたって最初に考案したのが『江井ヶ島パスタ』。近隣の酒蔵から仕入れる酒粕と牡蠣のチャウダーをベースにしたパスタです。豊かな香りが特徴的な江井ヶ島産の海苔も贅沢に使用。スープに加える前に炙ることで、太白ごま油に風味をしっかりと移しています。

断面が楕円形でソースとよく絡むリングイネは、牡蠣のゆで汁でゆでてとことん素材の味を活用。仕上げにヒツジのミルクを原料としたペコリーノ・ロマーノをあしらい、味に一体感を生み出しています。口に運んだ瞬間に広がる海苔の風味と、魚介のうま味をギュッと閉じ込めた濃厚ながらも上品な味わいは、やみつきになること必至です。

『ローストビーフ丼』900円
店主イチオシの『ローストビーフ丼』は、丁寧に下処理した牛もも肉を低温調理したローストビーフがとってもジューシー。ポートワインとバルサミコ酢を加えた特製タレに漬け込むことで、まろやかな酸味と芳醇な甘みを表現しており、温泉卵との相性も抜群です。

周りに敷かれているサラダには、ドライフルーツが入った自家製のスパイスナッツとコクのあるペコリーノ・ロマーノをトッピング。さまざまな要素を取り入れつつも互いの食材が邪魔することなく、栄養バランスにも優れた一品です。
ランチメニューはこのほか、本格的なタイカレー『ケーンキアオワーン』(850円)や、クラシックなトマトソースパスタ『アマトリチャーナ』(1,000円)など種類豊富。キノコとチーズのうま味たっぷりの『パンチェッタ&ゴルゴンゾーラ』(1,100円)は不動の人気です。
また、未就学児を対象とした『お子様セット』(650円)も用意しています。ミニローストビーフ丼、スープ、サラダ、ドリンク付き。店内には絵本やおもちゃも置いてあるので、小さい子連れでも気兼ねなく利用できます。

・ランチと一緒にオーダーしたい特製スープ


『牡蠣と酒粕のチャウダー』ランチ価格+ 350円
ランチには、自慢のスープを付けるのがおすすめ。日替わりで3種類ほどがスタンバイしています。すべてがランチメニューのベースになっているので、どれにしようか迷った時でも、一方をスープで味わえるのでちょっぴりお得な気分。
『牡蠣と酒粕のチャウダー』は、『江井ヶ島パスタ』のベースとなっているスープ。牡蠣とアサリを殻ごと使ってとる出汁に、ベーコンやタマネギのうま味が溶け込んでいます。酒粕のまろやかな風味をよりシンプルに堪能でき、粕汁とは全く異なる味わいに驚くかも。洋風な貝のお吸い物のような、新感覚スープをぜひ召し上がれ。

『グリーンカレースープ』ランチ価格+ 350円
『グリーンカレースープ』は、『ケーンキアオワーン』のベースになっているスープです。マイルドな辛さの奥に、ココナッツの優しい甘さが広がりクセになる一杯。鶏手羽、エビの殻、キノコ、タマネギで出汁をとっています。風味を損ねないよう、バイマックルーやレモングラスといったタイハーブを加えるタイミングをしっかり見極め。
トッピングする具材の加熱も最低限にし、ナスやパプリカの香りを大切にしつつ、エビはぷりぷり食感を保ったまま提供できるようにするなど、細部にまで抜かりがありません。ちょこんと飾られたエビせんべいがスープを吸った時のなんとも言えないおいしさが、店主の一番の推しポイントなんだそう。

『スパグジヴァヴァ』ランチ価格+ 350円
ポーランドの伝統料理の一つ『スパグジヴォヴァ』。数種類のキノコのうま味をギュッと凝縮したようなスープです。生クリームのほか、リコッタ、ペコリーノ・ロマーノ、パルミジャーノレッジャーノと、3種類のチーズを贅沢に使用。仕上げにトリュフオイルを回しかけ、オールスパイスとブラックペッパーで味を引き締めています。奥行きのある大人な味わいに、きっと魅了されますよ。ランチでは、1.2㎜の細麺を加えたスープパスタ『スパグジヴォヴァ』(750円)として提供しています。
ランチメニューにはスープのほかにも、『スパイスナッツサラダ』(250円)や『デザートプレート』(500円)などを追加できます。お腹や予算と相談しながら、自分好みのカスタマイズを楽しんで。

特製スープをベースに、食材にも製法にもこだわりを詰め込んだランチを提供する「SoupDeli eino」。スペインやポルトガルを中心に、個性豊かなワインを約20種類ほど取りそろえ、昼飲みもOK。もちろん、料理とのペアリングも提案してもらえます。予約制のディナータイムは1日1組限定のコース料理でもてなしてもらえ、プライスレスな時間が過ごせそう。
駅だけでなく海岸からもすぐという立地とあって、ぜひ電車を利用して江井ヶ島観光も満喫してほしいと店主は話します。デイリー使いにはもちろん、ちょっぴり特別な記念日など、あらゆるシーンで利用してみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

SoupDeli eino(スープデリエイノ)

所在地

兵庫県明石市大久保町江井島887-1

電話番号

070-6686-4150

営業時間

ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/17:30〜21:00(L.O.20:30)
※平日・日曜日のディナーは完全予約制

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