今池|足を運ばずにはいられない!異国感満載の創作土鍋ごはんやふわふわ焼売がおいしいアジア食堂
ハーブやスパイスなどの香辛料をふんだんに使われた、風味豊かなアジアン・エスニック料理。
日本にも多くの専門店があり、カオマンガイやトムヤムクン、フォーなど、さまざまな料理が親しまれていますよね。
今回ご紹介するのは、エスニック料理好きの筆者が散策中にたまたま出会った、個性的なアジア食堂。
真っ赤な外装と、大きく書かれた「焼売」の文字...。
一度見たら、気になりすぎて足を運ばずにはいられない、そんなお店をご紹介します!
真っ赤な外観が目印!本格アジアン料理が気軽に楽しめる「赤くて狭いアジアの食堂 usagi(ウサギ)」
アクセス抜群!真っ赤な外観が目を引く、まちのアジア食堂
今回ご紹介するのは、地下鉄東山線 今池駅の1番出口から徒歩5分ほどのところにある「赤くて狭いアジアの食堂 usagi(ウサギ)」さん。
駅からほど近く、大通り沿いの角に立つ真っ赤な外観が目印!
散策中、今池の大通り沿いに突如現れた真っ赤なお店。
一際目立つ鮮やかな赤色、「焼売」とだけ大きく書かれた看板…。
そんな衝撃的なビジュアルに思わず足が止まり、気づけば店へ足を踏み入れていました。
店内に入ると、2名がけのテーブル席が数席と、2〜3人ほどが座れるカウンター席があり、まさにコンパクトな食堂といった雰囲気。
細々としたインテリアがアジアンエスニックっぽさを演出しており、異国感もほどよく感じられるおしゃれな空間です!
女性ひとりでも気兼ねなく立ち寄れる、アットホームな雰囲気も魅力的です◎
基本の定食で楽しめる、ウリの“焼売”が必見!
席に案内いただき、さっそくメニューを確認。牛肉湯や牛肉湯、カオ・カ・ムーなど、いかにもアジアンっぽいラインナップ!この時点で、すでに私の期待値は爆上がりです。
そして、よく見るとほぼすべての定食メニューに焼売がついています。予想通り、焼売が一押しのようですね!
定番人気の牛肉湯と焼売のセットも魅力的でしたが、それ以上に気になったのが「usagiの土鍋ごはん」。
「エスニック系のお店で土鍋ごはんって…え!なに!?」
ワクワクとした疑問が湧き上がり、今回は自分の直感に従って土鍋ごはんを注文しました。
ジャンジャンブルソースが決め手!未知の味体験が楽しめる、スニック土鍋ごはん
●usagiの土鍋ごはん/蒸鶏の生姜たれご飯 1,400円(税込)
(蒸鶏しょうがご飯、焼売3ヶ、スープ)
立ち上る湯気とともに登場したのは、土鍋ごはんのイメージの一線を画したボリューム満点の一品!
しっとりジューシーな国産の蒸し鶏に、ジャンジャンブルソースをたっぷりかけた、エスニック感満載の創作土鍋ごはんです。
まず語るべきは、蒸し鶏の上にたっぷりとかかった“ジャンジャンブルソース”。ジャンジャンブルとは、フランス語で「生姜」を意味し、刻み生姜に白ワインや生クリームを加えて作られる温かいソースのことだそう。
ですがこちらのソースは、生姜と風味豊かな胡麻がふんだんに使われた、親しみやすい和風ベース。アジアン風ジャンジャンブルソースといったところでしょうか…!
このソースが、とにかく本当においしい!生姜のキレと胡麻のコクが絶妙なバランスで、こんなにかかっているのに「足りない、もっと欲しい」と思うほど。
淡白な蒸し鶏は濃いめのジャンジャンブルソースと相性抜群で、ひとくち食べるとその味わいの虜になること間違いなし◎
パクチーの爽やかさも相まって、一度食べるともう止まりません…。
土鍋ごはんは粒立ちがよく、底の方はおこげになっているのもポイント。おこげの香ばしさに、さらに箸がすすみます!
1人用の土鍋ですが、ボリュームたっぷりで食べ応えも満点。これまで味わったことのない、新たなエスニックのおいしさに出会うことができて感激でした。
できたて熱々、新感覚のエスニック土鍋を、みなさんにもぜひ一度食べてみて欲しいです。
お店自慢のふわふわ焼売
店前の看板にも大きく書いてあった、お店自慢の「焼売」。
信州ポーク100%使用の焼売で、玉ねぎや野菜もたっぷりと入っています。
蒸したての焼売は、皮も餡もふわふわ…!
肉肉しいというよりは、ふっくら優しい味わいで、小さすぎず大きすぎず、ほどよいサイズ感も食べやすいです◎
お店の看板料理を、ほとんどのメニューで味わえるのもいいですよね!看板に大きく書かれていたのも納得のおいしさでした。
サイドメニューのレベルを超えた、本格的なスープ
この日、定食についていたスープは「牛肉湯(ニュウロウタン)」。牛肉湯とは、台南のローカル料理のことです。
牛肉出汁の旨みとパクチーの爽やかな香り、さまざまな香辛料の独特な香りが、飲んだ瞬間にぶわっと押し寄せてくる…。こちらも一言では表せない独特のおいしさ…!付け合わせのレベルを超えるおいしさに、思わず感動しました。
次回訪れる際は、人気の牛肉湯と焼売がセットになった「いつものやつ」を食べてみたいです。
メニューに記載はありませんでしたが、なんと小鉢も2種類ついてきました。箸休めに楽しめるのも嬉しいポイントです!
ちなみに「usagi」さんでは、店内すべてのメニューが手作りというこだわりっぷり!
トレーにのったお料理すべてが主役級のおいしさで、手間暇かけて作られていることが伝わります。
何度も通いたくなる!地元客に愛される本格アジアン食堂
今回は、本格的なアジアン・エスニック料理が定食スタイルで気軽に楽しめる「赤くて狭いアジアの食堂 usagi」さんをご紹介しました。
コンパクトな店内ながら、丁寧に作られたアジアン・エスニック料理はどれも本格的な味わいで、何度も通いたくなる魅力がたっぷり!
みなさんも「赤くて狭いアジアの食堂 usagi」さんで、未知のアジアン・エスニック料理を楽しんでみてくださいね◎
INFORMATION
店名:
赤くて狭いアジアの食堂 usagi(ウサギ)
住所:
愛知県名古屋市千種区内山3丁目8-1
営業時間:
[月〜金]11:00〜14:00
[土]11:00〜14:00/17:00〜21:00
Web:
https://www.instagram.com/asian_street.food.usagi/
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
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