「12月、山口市はクリスマス市になる。」 「食」の催し「恋するピンチョス」
日本で初めてのクリスマスミサ(1552=天文21年)がここ山口で執り行われたとの史実を地域のブランド力向上やにぎわいにつなげようと、「日本のクリスマスは山口から」(日クリ)事業は1997年の初開催以来約25年、地域の人たちの手により続けられてきた。「日本のクリスマスは山口から実行委員会」(岡部達矢委員長)は、今年も「12月、山口市はクリスマス市になる。」と宣言。趣旨に賛同する数々の催しが、12月の山口市を舞台に繰り広げられている。
恋するピンチョス
今年で5年目を迎える「食」の取り組み「恋するピンチョス」への参加店は、昨年(9店舗)の倍増となる20店舗。目印となるフラッグが店頭に掲げられた各店では、クリスマスにちなんだ限定メニューが提供される。
「ピンチョス」とは、山口や日クリに縁のあるフランシスコ・サビエル(ザビエル)の故郷で「美食の聖地」として知られるスペイン・バスク地方の軽食のこと。生ハムやオリーブなどさまざまな食材が、串(ピンチョ)に刺さって”つながる”料理だ。同実行委は、「『恋するピンチョス』は、人と人との心がつながるような特別な料理。ぜひ、大切な人と一緒に楽しんで」と、コンセプトを説明する。
料理内容や提供日時は店舗ごとに異なる。また、対象メニューを注文すると、参加店で使用できる1000円割引券が当たる「シールくじ」にチャレンジできる。参加店舗等詳細は、ウェブサイト(https://xmas-city.jp/event/pintxos2024/)で確認を。
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各事業に関する詳細や「クリスマス市」関連イベントについては、公式ウェブサイト(http://www.xmas-city.jp/)を参照のこと。問い合わせは、同実行委員会(TEL083-925-2300)へ。