【ペッパーランチ】牛タンなのに1000円以下! 汗かきながら鉄皿で肉とライスをじゅうじゅうしてきた
連日の暑さで食欲も湧かないけれど、身体は汗で失った塩分を求めている。お馴染み「ペッパーランチ」では、夏の限定メニュー「ねぎ塩牛タンペッパーライス」を販売中だ。
注目したいのがその価格。「税込1000円以内に収める」という開発ミッションを実現し、ライス普通盛で税込990円だという。え、ホントに牛タン? 豚タンじゃなくて!?
・「ねぎ塩牛タンペッパーライス」(税込990円)
提供はペッパーランチの代名詞、じゅうじゅうと音を立てる鉄皿で! ただでさえ暑いのに、筆者の周りだけ暑さが何割か増したような気がする。湯気でくもって上手く写真が撮れないほどだ。
お椀型に盛られたご飯の上に、たっっっぷりの青ネギとコーン。そしてレモンが鎮座している。
鉄皿が熱いうちに、よく混ぜて全体を焼くのがお約束。放置していると一面だけ焦げちゃうから、急げ急げ。
余談だが、どのタイミングでご飯を崩すか、どれくらい混ぜるかは人によって個性が出そう! 筆者は「ご飯はあまり焼きたくない派」かつ「ビビンバやネバネバ丼やカレーなど、ご飯に味が混ざらないほうが好き」なため、あまり混ぜない。でも、ご飯がすっかりソース色になるほどよく混ぜる人も、きっといるだろう。
肉が焼けるまでは時間との勝負なので、つい反射的にレモンを絞ってしまったが、これは食べる直前がよかったかも。ジュゥゥゥゥゥと豪快な音を立てるライブ感に急きたてられ、冷静な判断力を失った。
別添えで柚子胡椒の小袋付き。ペースト状になっている。レモン&柚子のダブル柑橘で、さらにさっぱりしそう。
よし、こんなもんだろう。ペッパーライスは実際に食べるまでがひとつのアクティビティ。いただきます!
いつものトロリとしたソースとはひと味違い、「ねぎ塩だれ」がめちゃくちゃ爽やか! にんにく&ごま油&ねぎ塩で、味はむしろガッツリパンチ系なんだけれど、牛タン自体があっさりした肉だから“しつこさ” や “くどさ” がまったくない。
ふわっと香るレモンの酸味も気分爽快。筆者は最初にかけてしまった柚子胡椒だが、もとの味にさらに塩気がプラスされるので、後から少しずつ使うのが正解だった。公式でも「途中で味の変化も楽しめ、最後のひとくちまで飽きずに美味しく」とのこと。
はふはふ、はふはふ! 鉄皿が熱いから具材も最後まで熱々で、牛タンもライスも水と一緒に口にかき込む。気候や体調や気分の影響もあるから一か月後にはまったく違うこと言ってる可能性があるが、レギュラーメニューより好きかもしれない。夏にぴったりであることには間違いない!
牛タンが思いのほかたっぷりで、食べ終える頃にはあごが疲れてくるほど。一度にこんなに牛タン食べることなんてないかも。
それと、これはレギュラーメニューも同様だけれど、ブラックペッパー&コーン&ライスのコンボだけでシンプルに美味しい! いい意味でジャンクなこの感じ、定期的に食べたくなるんだよなぁ。
あんま食欲ないかも……と思っていたのにどんどんスプーンが進む。熱々なのに爽やかで旨い。ペロリと平らげてしまった。あぁ、失われた塩分が身体に満ちていく──
・牛タン1.5倍もあり
1000円の枠には収まらないが、「牛タン1.5倍ねぎ塩牛タンペッパーライス」(ライス普通盛/税込1290円)もあり。ご飯の周りをぐるりと牛タンが取り囲む迫力だった。
販売は9月2日(火)までの予定だが、在庫がなくなり次第終了。加えてお盆期間を含む8月6日(水)~8月17日(日)は販売を休止するとのこと。販売日に注意しながら最寄りのペッパーランチでエネルギーチャージして欲しい。
参考リンク:ペッパーランチ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.