船橋市出身のアーティスト「703号室」が「柚凪。」として新たに活動開始!
5月末をもって活動を終了した船橋出身のアーティスト「703号室」が、新たに「柚凪(ゆうな)。」として生まれ変わり、活動をスタートしました。
「柚凪。」の名前に込めた思い
船橋市出身の柚凪。さんは2018年に専門学校の同級生3人で「703号室」を結成、卒業と同時にソロプロジェクトとして活動を始めました。
ファーストシングル「偽物勇者」はYouTube再生数3200万回を超えるヒットとなり、19年には世界で活躍する才能を発掘するプロジェクト「TikTok Spotlight」のファイナリストに選出されました。
今年5月末に改名を発表し、新たに「柚凪。」として始動。新しい名前の「柚」は香り立つ命の「動」、「凪」は穏やかな状態の「静」をイメージし、「ある人にとっては動き出すきっかけに、ある人にとっては安らぐきっかけとなるような音楽を発信したい」という思いが込められています。
「曲を受け取る聴き手の心を大切にしたい」と話す柚凪。さん、新しい名前での挑戦が始まります。
地元船橋に歌声が届く喜びを感じて
柚凪。さんは船橋市立葛飾中学を卒業後、高校に通いながら音楽の道を模索。
大阪での武者修行を経て、アーティストとして歩み始めました。
音楽を志すきっかけとなったのは、小・中学時代に参加した近所の公民館のこどもミュージカル。
市民会館で行われた舞台に立ち、歌う楽しさを知ったそうです。
今も地元・船橋とのつながりを大切にする柚凪。さん、ゲスト出演した昨年の「千人の音楽祭」では「会場で地元の中学生が声をかけてくれて、胸がいっぱいになりました。あの頃の私と同じ年頃の子に歌が届いていることが本当にうれしい」と語りました。
柚凪。さんに聞きました
Q.シンガーソングライターを志すきっかけは?
A.初めて自分で作った歌をライブで披露した時、最前列で聴いていた女性が涙していたのです。それを見て、人の心に届く曲を書くシンガーソングライターになりたい、と強く感じました。
Q.大阪での武者修行の思い出は?
A.住み込みで働きながら、路上やお店でライブ活動を行っていました。大変なこともありましたが、多くの人に支えられ、たくさんの貴重な経験を積むことができました。今でも大阪のことは第二の故郷と思っています。
Q.高校時代にアンデルセン公園で歌っていたそうですね?
A.高校1、2年生の頃、毎月イベントドームで歌っていました。悪天候などで全然人が集まらない時もあり、そんな時は現実の厳しさを感じました。今でもアンデルセン公園のステージを満員にすることが夢です。
Q.ご家族についてお聞かせください。
A.漫画家として活動している双子の妹がいます。父はやりたいことを何でもやらせてくれる大きな存在。母は挨拶や礼儀に関して厳しかったですが、大人になった今ではそれがとても役立っています。 家族はいつも応援してくれる心強い存在で、「この家に生まれて良かった」と感謝しています。