宇都宮では、餃子が闇夜を照らしてるらしい ピカピカのご当地街灯に9.3万人腹ペコ「いいお色です」「食べたい」
栃木県・宇都宮に設置されている街灯がX上で話題となっている。
ちょっと変わったこちらの街灯。
この形、この色味、そして宇都宮といえば......そう、餃子だ。
2025年3月22日、「宇都宮餃子会」の公式Xアカウント(@Gyozakai_u)は、この画像と共にこう呟いている。
「【ご報告】 先日、餃子通りの餃子型街灯の清掃が実施されました。 焼き上がったばかりの焼餃子みたいにツヤツヤになりましたことをご報告させていただきます」
綺麗になったらしい〝餃子〟は、とっても美味しそう。
さすが宇都宮としか言いようのないユニークな街灯に対し、X上では9万3000件を超える「いいね」(27日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。
「青空によく映える...!」 「なんじゃこりゃww」 「見に行きたい(餃子食べたい)」 「かわいいな!」 「焼き目の塗装 再現度すご」 「いいお色です」 「どら焼きの食いかけかと思った」 「マリオ食べられそう...」
Jタウンネット記者は26日、設置者である宇都宮餃子会の事務局に話を聞いた。
清掃は今回が初めて
餃子を通じた地域活性化と餃子文化の普及振興を目指し設立された「宇都宮餃子会」は、日本で唯一の〝餃子〟協同組合。
事務局によれば、「餃子型街灯」は、2020年から市内の餃子通り(全長約160メートル)に設置されているもので、現在は通り沿いに7個設置されている。
「餃子通り」とは、宇都宮市の中心部にあり、昔から餃子店が多く立ち並んでいる宮島町通りのこと。JRが実施する大型観光キャンペーン「栃木DC(デスティネーションキャンペーン)」が開催された18年につけられた愛称だ。
餃子通りと呼ばれるようになってからは、「餃子の街ならではの通りにしよう」と市を中心に、同会も監修として入り、餃子柄のマンホールを設置するなどの取り組みを行っている。街灯も、その内のひとつだ。
そんな街灯の清掃が実施されたのは、今回が初めて。
高所にあるため、なかなか自分たちではできず、専門の業者を依頼して、行ったという。
綺麗になった「餃子型街灯」がX上で大きな話題となったことを受け、事務局は
「これまでも餃子型街灯についてSNSに投稿していましたので、まさかこんなに注目していただけるとは思っておらず正直ビックリしています。 この投稿で多くの方に餃子型街灯を知っていただくことができ、とても嬉しく思っております」
とコメントした。