「おいしっ!!」人生初のクジラ料理にIMP.佐藤新くんが大興奮!流氷の街・網走で味わう「ベタ旅」の魅力【今日ドキッ!】
HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
「ベタな旅人トラベター」! 網走編(後編)
ベタな観光スポットを巡る「ベタな旅人 トラベター」 のコーナー。
今回の旅先は…札幌から車で5時間ほどの「網走市」 !
オホーツク海で育つ豊富な海産物で知られる漁業の町です。
旅をするのは…今をときめく7人組グループIMP.で、センターを務める佐藤 新くん!
網走名物「長天」ってなに?
前編に引き続き、網走の”ベタな魅力”を探るべく、市内で聞き込み調査です。
松尾アナ:「長天。知ってますか?」新くん:「知らない~!」
網走名物「長天」ってなに?一体どんな食べ物なのか地元の人に聞いてみると…
伊藤さん:「長四角くくて揚げてある。煮物に入れたり」新くん:「すごい万能!」
近くに工場があるそうなので、道案内して頂きました。
こちらは「大谷蒲鉾店」。1956年の創業以降、「長天」を製造・販売し続けているお店です。
大谷さん:「こちらが長天と言いましてスケトウダラ、魚のすり身で作ったかまぼこ」
スケトウダラは身が淡白で柔らかく、クセが少ないのが特徴。
かつて日本で最も獲れていた魚でした。
しかし、鮮度の低下が速くそのまま冷凍すると変色してしまうことからスケトウダラの利用方法に頭を悩ませていたそう。
そこで、網走市内では1960年に日本で初めて、スケトウダラをすり身にし、変色しないように冷凍する技術の開発に成功。
ここからすり身を使った「長天」などのかまぼこが広まったと言われています。
番組スタッフが網走市民の自宅におじゃましてみると…
こちらのお宅ではちゃんぽんの具として「長天」を使っていました。
他にもカレーやおでんなどに入れる方もいて、何にでも使えるそう!
大谷さん:「揚げたてがあるので揚げたてをお買い求めになる方が多い」
ということで、新くんも特別に揚げたてをいただいてみることに…
新くん:「美味しい!揚げてあるから魚の風味がより感じられて…部活終わりの全国の学生さんに配りたいです」
給食にクジラ料理!?網走とクジラの関係
続いては、網走の食文化を語るうえでは欠かせない、ある海産物を求めて商店街エリアへ!
松尾アナ:「実はクジラとも深い関係があるんです。」新くん:「クジラ料理を食べることってなかなかないですよね」
実は網走では、今から100年以上前の1915年ごろから、捕鯨調査が行われていて、古くからクジラを食べる文化が根付いていました。
網走市内の小中学校では年に1回、給食でも提供されます!
網走でクジラ料理といえば、「酒菜亭 喜八」です。
クジラ料理のベタ、竜田揚げ。
人生で初めて食べるという新くんの感想は…?
新くん:「おいしっ!程よくやわらかくて、ジューシーでうま味もすごいですし、あとこのクジラに対しての味付けが神過ぎて。本当にお肉食べてるみたいな」
杉田さん:「昔、お肉が高価だったころは、お肉の代わりにクジラ肉を食べていた」
新くん:「僕らからしたらクジラ肉の方が貴重!」
レアなグルメ「カニのふんどし」をかけてミッションに挑戦!
網走のベタなグルメを味わいつくしたところで、続いては、レアなグルメ!
松尾アナ:「1匹からわずか数十グラムカニのふんどしです」新くん:「えーっと…カニのふんどし?食べたいです!気になる!すごい気になる!」
しかーし!ただでは食べられないのがトラベター!
レアな「かにのふんどし」をかけて、あるミッションに挑戦してもらいます!
それが…
新くん:「知っているようで知らない網走のこと。あばしり検定公式ガイドブック…」
「あばしり検定」は、網走市観光協会が、網走の歴史や文化などに関する知識をより深めてもらおう!と作ったものです。
今回は「あばしり検定」3問正解できればミッション成功!
さっそく、第一問!現在網走にないものはどれでしょうか?
協力してくれる地元の人を見つけて答えます。
新くん:「どれだと思います?現在の網走にないもの。」高橋さん:「映画館」
新くん:「奇遇ですね。僕もそう思いました。答えは、④の映画館です!」
一問目、みごと正解!
以前はいくつか映画館はあったものの、1990年に市内最後の映画館だった網走映劇が閉鎖しました。
続いて第二問!
網走駅の特徴として正しいものは?
新くん:「これなんだと思います?」網走市民:「二ポポ?」
新くん:「二ポポ型公衆電話」網走市民:「じゃないかい?」
新くん:「ヒントをいただいたので、僕はもういきたいと思います。ニポポ型公衆電話」
松尾アナ:「残念!」新くん:「速い!」
続いての協力者はこちらの方!
新くん:「この3つうちのどれからしいんですけど」平間さん:「縦書き。あそこにあるよね」
新くん:「そうなんですか?もうこれは100%そうです。縦書きの駅札」
松尾アナ:「正解です!」
網走には明治時代から刑務所があり、刑期を終え出所した人々が網走を去るときに横道にそれてしまわぬようにと願いを込めて、縦看板にしているそうです。
続いて最終問題!
遠くの沖合に巨大な流氷が 浮かび上がったように見える蜃気楼を何という?
協力者は網走に来て、まだ4年目の大学生の方です。
新くん:「思い当たるものありますか?この4番までで」金子さん:「けあらしですか?」
新くん:「けあらし?お兄さんの言葉を信じて、浮かびあがったように見える蜃気楼は、けあらしです」
残念ながら不正解…!
新くん:「網走の方?」網走市民:「そうです」
新くん:「きたー!なんだと思いますか?」網走市民「1番?蜃気楼から幻を連想させた。」
新くん:「なるほど一番のげんひょう。」
みごと正解!!
正確には「幻氷(げんぴょう)」と呼ばれる、春先に見られる蜃気楼で海上の冷たい空気に春の暖かい空気が流れこむことで起きる現象なんです。
ということで、レアなご褒美として「カニのふんどし」をゲット!
「かにのふんどし」とは、かにのお腹の部分のこと!
1匹から数十グラムしか取れない希少な部位です。
さらに、今回用意した「ふんどし」は「イバラガニのふんどし」
イバラガニは漁獲量が少なく、希少価値の高いカニ。
シンプルに塩でボイルしたレアな一品を召し上がれ!
新くん:「うわっ!すごいぷりっぷりだ。うま味がすごい!弾力が段違いかもしれない!」
新くん:「うまっ!え、ほしい!買いたい。」
今回のトラベター、もう一度ご覧になりたい方は「見逃し無料配信動画サービスTVer」で、22日(土)お昼12時から配信中!過去の放送は、HBC公式YouTubeでも見ることができます!
次回のトラベターもお楽しみに!
※掲載の内容は番組放送時(2025年3月20日)の情報に基づきます。