猫と “いちゃいちゃ” できるという噂のハンドソープとハンドクリームを使ってみた → 我が家の猫の意外な反応 『ねこいちゃ 泡ハンドソープ / ハンドクリーム』
猫といちゃいちゃできてしまうという、夢のようなハンドソープとハンドクリームを手に入れた。なんでも、またたび&キャットニップエキスが配合されている上、 猫が嫌いで危険な成分は無添加であるという。
我が家にはまたたびがよく効く猫が1匹と、そうでもない猫が1匹いる。彼らはどういう反応を示すのだろうか。実際に1週間ほど使い続けてみた結果をお届けしたい。
・成分に特徴
『ねこいちゃ 泡ハンドソープ(税込1760円)』と『ねこいちゃ ハンドクリーム(税込1980円)』の特徴は、なんと言ってもその成分にあるだろう。
冒頭で触れた通り、国産で農薬不使用のまたたびの実から、猫が好むまたたび成分を最大限に凝縮して抽出したものが使われている。
さらにはこのまたたびエキスに、キャットニップという、こちらもまた猫が好むハーブのエキスを配合。極めつけに、マタタビ科であるキウイで香り付けをするという徹底っぷりである。
かねてより、人間向けのハンドソープやハンドクリームの中には猫にしてみれば香りが強すぎたり、良くないものもあるだろう……と気になっていたので渡りに船。
薬局などで大安売りされているそれらに比べるとやや値が張るが、猫のことを第一に考えて作ってくれているため、むしろ金を出させてほしいとすら思える。
加えて万が一にでも我が家の猫が気に入ってくれて、かつ自分も使い心地が良ければ、こんなに嬉しいことはない。期待に胸を膨らませて、購入してみた次第である。
・人間は大満足
猫用のおもちゃには、またたびやキャットニップが付いているものが多くある。我が家の2匹の猫は、そうしたおもちゃを与えた際、1匹は大興奮するがもう1匹はそうでもない。
その昔、友人から生のまたたびをもらったことがあるのだが、その切れ端をちょっと嗅いだだけで、よく効く方はめろめろになってしまい「そんなに効いて大丈夫?」と心配になった覚えがある。
効き具合は猫によって個体差があり、加工法などによっても違ってくるのかもしれない。『ねこいちゃ 泡ハンドソープ』『ねこいちゃ ハンドクリーム』も、きっといつものように1匹は効いてもう1匹はそうでもないだろうとあたりを付けつつ、1週間ほど使用してみた。
まずハンドソープだが、ポンプ式で使いやすい。ワンプッシュできめ細やかな泡が十分に出て来るし、洗い終わった後も肌が張ることなくしっとりしている感じがする。これは、普通にハンドソープとして優秀な気配……!
とは言え多少乾燥はするので、そのあとにハンドクリームを使ってしっかり保湿すると完璧だ。ハンドクリームは少量でもっちりとした塗り心地。時間が経つとさらさらになるので、これまた普通にハンドクリームとして優秀だ。
いずれも匂いは、なんと表現したら伝わるだろうか。化粧品などでよくあるオシャレな感じの香りではなくて、自然にありそうな香りだ。好みがわかれそうではある。
決して悪い匂いではないので、慣れの問題だろう。記者は使っているうちに気にならなくなったし、なんならクセになってきている。人間的にはこのように、大満足。
・意外な反応
果たして、猫たちの反応はどうだろうか。まず普段からまたたびへの反応が薄い猫に、それとなく手を近づける行為を繰り返してみたが、特に普段と変わった様子はなし。
一度だけハンドソープを使った後、手をべろべろなめてくれたが、この子は普段からべろべろするので商品の効果であるかどうかはわからない。嫌ではなさそうだったので、良しとしたい。
またもう一方の、またたびがよく効く子はどうかというと、意外にもこちらもスンとしていた。普段少量のまたたびでも、猫が変わったように反応する子であるのに、いつも通りだったのだ。
もしかすると猫が興奮し過ぎないように配慮して、使われているまたたびエキスなどが、ごく少量であるのかもしれない。わからないが、やはり嫌な顔はしなかったので良しとしよう。
商品の公式サイトによると、ハンドソープを使った人の70%以上が猫が反応してくれたと答えている。繰り返すがこうしたものは猫によって差があるので、たまたま我が家の猫たちがいちゃいちゃできるほどではなかった、というだけだろう。
とにもかくにも猫を飼っていても安心して使うことができるというだけでも、今後使い続ける価値は大いにあると思える使用感だった。
長く使っているうちに、ある日突然猫がすり寄って来てくれる……なんてこともあるかもしれないので、しばらく『ねこいちゃ 泡ハンドソープ』『ねこいちゃ ハンドクリーム』を愛用していきたいと思っている。
参考リンク:ねこいちゃ
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.