マッツ・ミケルセンやジュード・ロウ、山下智久ら豪華セレブ集結!「東京コミコン2024」初日から大盛況
「東京コミコン2024」ついに開幕
12月6日(金)~8日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催する「東京コミックコンベンション2024」(以下、「東京コミコン2024」)が、ついに開幕。2016年から開催され今年で8回目となる東京コミコンは、午前11時の開場を待ちきれないファンが長蛇の列となり、朝から会場はファンたちの熱気に包まれた。
盛大なオープニングセレモニーでスタート
東京コミコン2024の幕開けを飾るオープニングセレモニーからステージ前は満席&立ち見エリアも一杯で、詰めかけたファンもセレモニー開始が待ちきれない様子。
いよいよ時間となり、まずメインMCの小田井涼平が「これから3日間楽しんでください」と挨拶をしたあと、主催者代表 東京コミックコンベンション実⾏委員会名誉実⾏委員長の山東昭子氏を紹介。そしてウサギの耳のカチューシャに白のトップス、ブルージャケットという出で立ちでPR大使/コスプレアンバサダーの伊織もえ、続いて大阪コミコン2024でも大活躍だったアンバサダーの斎藤工が登場し、「僕は大阪コミコン2024でもアンバサダーをやらせてもらいましたが、これは仕事ではなくプライベートだと思っています。皆さんも是非ご自身にご褒美を与えてください。一緒に楽しみましょう!」というコミコン愛あふれるコメントを合図に、「東京コミコン2024ここに開幕します!」と力強い開幕宣言でファンが待ちに待った3日間の東京コミコン2024がスタートした。
さっそく豪華セレブが登場し、その度に場内からは声援や拍手喝采が巻き起こる。まず「こんにちはジャパン、元気ですか? ここに来られて嬉しいです」と登場したジョン・ボイエガ、続いて駆け足で登壇して「東京は僕の第二の故郷です」と流ちょうな日本語を披露したアンセル・エルゴート、今回ついに<セレブ兼セレブ親善大使>のタスキを掛けて登場した常連のダニエル・ローガン、東京コミコンにぴったりな深紅のワンピースで登場したモリーナ・バッカリン、妻であるモリーナが見守るなか和やかな笑顔で登場したベン・マッケンジー、帽子にサングラスにたくましい二の腕むき出しのラフないで立ちで「ただいま!」と言いながら登場したジェイソン・モモア、そしてサプライズ登場の山下智久とフルール・ジェフリエ、ひと際大きな歓声で迎えられ「こんにちは東京! 戻って来られて嬉しい!」とマッツ・ミケルセンが叫ぶ。
さらに「みんなに会うのを楽しみにしていた」と話したベネディクト・カンバーバッチ、マーベル・コミック編集長のC.B.セブルスキー、そして黄色い歓声も起きたジュード・ロウ、最後に温かい拍手と歓声で迎えられたクリストファー・ロイドが、会場を埋め尽くしたファンに隅から隅までゆっくり視線を送りながら登場し、豪華セレブがステージ上に勢ぞろいした。
続いて、東京コミコンのオープニングセレモニーではお馴染みとなった<鏡開き>が⾏われ、その準備中も配られた木槌をくるくる回してファンの声援に応えるマッツや、ジュードとセブルスキーの談笑する姿、そして並べられた酒樽を前に、法被も着て準備万端となったセレブたちが、「よいしょ、よいしょ、よいしょー」の掛け声とともに、見事な鏡開きが⾏われた。
過去にも鏡開きをしたセレブたちは慣れた様子だったが、今回初めて日本のコミコンに参加したモリーナとベンは、初の鏡開きに興味津々。楽しそうに鏡開きに挑戦していた。
通常ならここで終了となるオープニングセレモニーだが、今回はセレブが退場した後、クリストファー・ロイドのみがステージに残り、彼の親しい日本の友人が今週末から渡米して活動拠点をアメリカに移すため、その激励のサプライズが⾏われることに。そのロイドの友人とはなんと、ゆりやんレトリィバァ。竹刀を振り回しながら登場すると、大阪コミコン2024でもステージ上で会っていた2人は両手でがっしりと握手。マイケル・J・フォックスとロイドのサイン入りの『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のアートをプレゼントされたゆりやんは、「4日後にロサンゼルスに⾏きます。あなたのようになりたいのです」と英語で伝えると、ロイドはちょっと苦笑しながら「とにかく努力をしてください。チャンスはたくさんやって来るので、それを捕まえて!」とエールを送った。
東京コミコンにフォースあれ!「スター・ウォーズ・ギャザリング」ステージ
続いて、コミコン名物、コスプレイヤーの皆さんが登壇するステージ。MCの呼び込みで、思い思いの「スター・ウォーズ」衣装に身をまとったコスプレイヤーの皆さんが登壇しステージを埋め尽くすと、メインMCの小田井涼平が「凄いですね」と相変わらずのコスプレ完成度の高さに感嘆。
ここでアンバサダーの斎藤工が登場し、「このステージが始まる前にバックステージにいたセレブたちもみんな感心した様子で、コスプレイヤーのみなさんをご覧になっていましたよ」とハリウッドセレブたちも感心するコスプレイヤーのクオリティを強調。そこに、新ドラマ『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』に出演することでも話題のジュード・ロウ、スター・ウォーズ続3部作のフィン役のジョン・ボイエガ、そして『スター・ウォーズ エピソード 2/クローンの攻撃』のボバ・フェットことダニエル・ローガンが登壇。コスプレイヤーたちと一緒に記念撮影をし、素晴らしいコスプレを披露してくれたレイヤー陣はセレブ3人のハイタッチで送られながら退場した。
そしていよいよ、東京コミコン2024最初のセレブ・ステージがついにスタート。まずは、東京/大阪コミコンでお馴染みのダニエルが「世界一のコミコンです!」と挨拶すると、ジョンは「初めての東京コミコンですが、初日ですでにアメイジングな時間を過ごしています、ありがとう」と初参加の東京コミコンをさっそく楽しんでいる様子。5年ぶりの東京コミコン参加となるジュードは「2回目の東京コミコンですが、皆さんからいつも暖かく迎え入れられて、そんな日本の文化が大好きです」と日本愛を明かした。そして、ファンの方々から寄せられたセレブ3人への質問コーナーに。
まずはジュードは、“子供の頃に観た「スター・ウォーズ」がきっかけで役者を目指したという話は本当?”というファンからの質問に、「1977年、まだ少年の頃に初めて観たのですが、それから自分以外の何者かになって遊ぶ、という事を始めたので、それが今のキャリアのきっかけになっているかもしれません」と幼少時のエピソードを披露。そして映画『A.I.』(2001年)でのスティーブン・スピルバーグやSFXの巨匠スタン・ウェストンとの仕事も素晴らしい経験だったと振り返った。
次に、“『スター・ウォーズ』シリーズのフィンは、その後どうしていると思うか?”と尋ねられたジョンは、「とても高級なホリデイを過ごしていると思います。きっと帝国のおごりでね」とジョーク交じりに答えると、『スター・ウォーズ』の思い出としては「衣装がとてもタイトだったのと、素晴らしい人たちと仕事が出来て、その絆が出来たこと」としみじみと語った。
すでに日本のコミコン・ファミリーの一員とも言えるダニエルは、“日本のコミコンの良さ”をあらためて聞かれ、「ファンの皆さんが、日本のコミコンを素晴らしいものにしているのです。礼節を保って、素晴らしいファン。他のセレブたちもまた日本のコミコンに来たい、何度でも来たい、と言っています。そんな皆さんのおかげで世界最高のコミコンになっているのです」と感動のコメントを寄せた。
最後に、会場を埋め尽くしたファンと一緒に「May The Force Be With You!(フォースと共にあらんことを)」の決め台詞を叫び、「また次回もお目にかかりましょう!」という、ジュードの再来日も期待? させる言葉でステージは終了した。
大盛りあがりのうちに幕を閉じた今年の東京コミコン初日、他にも12ものバラエティ豊かなステージが⾏われた。残り2日間のレポートも順次紹介予定だが、ぜひ現地でこの興奮を味わってほしい。