中川幹太上越市長が専門学生に特別授業 10月の市長選へ意気込み語る
新潟県上越市の中川幹太市長は2025年7月3日、市内の専門学生に対しての特別授業を同市本城町の高田城址公園オーレンプラザで行った。中川市長は授業の中で、自らの来歴を語り10月の市長選に立候補することを述べた。また学生の質疑に答えて市長選への意気込みを語った。
《画像:専門学生に特別授業をする中川市長》
中川市長は「地域の課題と若者に期待すること」などと題して上越公務員・情報ビジネス専門学校(同市北城3)の学生185人を対象に講演した。
特別授業で中川市長は、自身が市議選で2回トップ当選したことを紹介し「市長のチャンスもあるかなと立候補して、1回目はもうちょっとで勝てるとこだった」「2回目は市長に就任させていただいた。今10月に選挙があり、立候補は表明をしている」などと述べた。
授業後の質疑応答で学生から「次期市長選への意気込みがあれば教えてほしい」と問われた中川市長は「先ほどの授業で話したが、地域の皆さんが自分たちのところにあるものの価値を認めることが必要だと思っている。私は市長選に出て何を実現したいかというと、そういうところなんです」などと答えた。
《画像:学生との質疑応答》
上越タウンジャーナルの取材に中川市長は「今まで行政の立場でやってきた事実を述べただけだ」と話した。記者が公選法の禁じる事前運動などに当たるおそれはないかと指摘したところ「誤解だ」と答えた。
任期満了に伴う上越市長選は10月19日告示、同26日投開票。
次期市長選には中川市長のほか、元市長で市議の宮越馨氏が立候補を表明している。
《画像:「人生は楽しくいきましょう」と学生にメッセージ》