雑貨店×ガラス工房×カフェ…黒部宇奈月の旅の思い出がひと処で【HoLo家】ネパール風カレーとガラス体験
日本一のV字峡谷を眺めながらの温泉やトロッコ電車など、富山県を代表する観光スポットの黒部市宇奈月エリア。県外や海外からも多くの観光客が訪れます。
そんな宇奈月の玄関口となる富山地方鉄道・宇奈月温泉駅の目の前に、小物や衣服を扱う雑貨店と自然素材にこだわったカフェが一緒になった「HoLo家(ほろや)」があります。
1階は雑貨スペース
飲食店などが軒を連ねる駅前通りの「HoLo家」、2階建ての店の1階は雑貨を扱うセレクトショップになっています。
オリジナルの雑貨に加え、ファッション小物、衣服なども数多く並びます。
ほっこりかわいい! ネパール製のフェルト雑貨
売り場の一角には、カラフルでかわいいオリジナルのフェルト雑貨が。メガネやキノコ柄のポーチの横には…
ホタルイカやトロッコ電車のデザインも見つけました。
富山らしいモチーフで旅のお土産にもぴったりです!
このフェルト雑貨は、ネパールの工房に制作を依頼していて、すべて手作りなんだそう。確かによく見てみると一つひとつ表情が違っています。フェルトならではのあたたかみや丸みがあって、ほっこりした気分になります。
2階はアートなフリースペース
階段を上がって2階に進むと、イートインができるカフェや展示会などに使用されるフリースペースがあります。その空間がコチラ!
店の代表・堀池亮太さんが手作りしたというアートな空間。
1階とは全然違う雰囲気で、自然素材を使用したという壁には、富山の土や藁、竹などが使われています。
堀池さんの本職はガラス作家ですが、以前は建築関係の仕事をしていたという経験を活かして、自身でデザインと施工をされたのだそう。
少し離れて眺めると全体の模様がわかり、近づくと素材の質感に触れることができる。そうやっていろんな発見ができるのも、このスペースの楽しみのひとつ。いろんな角度や視点からじっくり鑑賞するのもいいかもしれません。
オススメのカフェメニュー「ネパール風スパイスカレー」
そんなアートな空間でカフェメニューを味わうこともできます。
自家製の無農薬野菜を使ったランチやスムージー、乳製品や砂糖などを使わないロースイーツなど、手作りの体にうれしいメニューをラインナップ。
店のオススメは「ネパール風手作りスパイスカレープレート」です。
ルーは、キーマとダル(豆)の2種類。フェルト雑貨を作っているご縁から現地で教わったというネパール風で、スパイスやハーブが効いた本格派です。
見た目も美しい野菜のつけ合わせには、スパイスを使った漬物「アチャール」や、ココナッツを使ったあえ物の「サンボル」。ほかにもマリネなど、皿にたくさん盛られたおかずとカレーを混ぜていただくのがネパール風の食べ方なんだそう。
無農薬で自家栽培している野菜に加え、卵も堀池さんが自宅で飼育する鶏が産んだ新鮮なもの。安心して食べてもらえるようにと、素材の一つひとつをこだわって選んでいます。
アクセサリーやコップなどガラスの制作体験も
堀池さんの本職がガラス作家ということで、1階の雑貨スペースでは自身が作ったガラス作品も販売されています。
また工房ではコップやアクセサリーなどを作る体験も人気なんだそう。完成した作品はそのまま持ち帰ることができるため、お土産としても◎(コップは後日発送)。初めての人や小さな子供でも堀池さんがやさしく教えながら作ってくれるため、安心して体験することができます。
ガラスの制作体験は予約優先のため、事前の問い合わせがオススメです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年12月6日放送
記事編集:nan-nan編集部
【HoLo家】
住所 富山県黒部市宇奈月温泉330-26
営業時間 9:30~18:30(季節により変更あり)
定休日 火曜(季節により変更あり)