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おすすめは「国宝・十一面観音像」!奈良博130周年記念写真展「三千世界 奈良国立博物館 名宝百三十撰」開催中

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おすすめは「国宝・十一面観音像」!奈良博130周年記念写真展「三千世界 奈良国立博物館 名宝百三十撰」開催中

おすすめは「国宝・十一面観音像」!写真展「開館130年記念 三千世界 奈良国立博物館 名品撰―写真家・六田知弘の眼」

奈良国立博物館開館130年記念写真展!

国宝・十一面観音像など名宝130選を写真家・六田知弘が撮影。

奈良博コレクションの究極の美を体感。会期情報、トークショー詳細も。

開館130年記念の写真展

今回の写真展、開館130年記念写真集『三千世界 奈良国立博物館 名宝百三十撰』の出版を記念した展覧会。

奈良博が所蔵する約2,000件の作品の中から、開館130年ということで、研究者が選りすぐった名品130件の写真を撮り下ろし、刊行されたもの。

国宝・十一面観音像の衝撃 - 写真展で体感!平安仏画の最高峰と奈良の美

写真集の表紙となった絵画、十一面観音像(国宝)の写真は圧巻。

平安時代に描かれ、かつて法隆寺鎮守龍田新宮の境内にあった伝灯寺に伝来した絵画。

仏画の中でも最高峰の絵画と言われている。
その理由が、頭に描かれている様々な仏の表情が豊かなこと。
これが平安時代に描かれたとはまさに驚き。

また、奈良らしい特徴として、全身が斜め向きである点。
仏画は正面から描かれることが多いのだが、奈良時代にはこういった斜めから描く構図がはやったそう。

さらに、隈取りが強い仏画も平安時代にはあまりなく、奈良時代に作られた仏画の表現をもとに、平安時代に描いたものと想像ができる。

奈良博の多彩な作品の写真が見られる展覧会。
絵画の名品、十一面観音像の写真が見られるのは第一期のみの予定。

みなさんもぜひ訪れてみては?

六田知弘(むだともひろ)プロフィール

1956年、奈良県御所市に生まれる。
1982年、ネパールのヒマラヤ山中のシェルパの村に暮らして撮影。
1988年、最初の個展「ひかりの素足―シェルパ」を開催。
以降、「自然や宇宙との根源的なつながり」を探りながら、モノ、人物、風景、建築、道、石、関東大震災の被災物など様々な事象を対象に撮影し、国内外での写真展や出版、ウェブを通じて発表する。
また、「時」と「祈り」をキーワードに、雲岡石窟やボロブドゥール等アジア各地の仏教遺跡、大阪市立東洋陶磁美術館や台湾の博物院などの文化財の撮影も数多く手掛ける。

概要

●会期:2025年4月5日~2026年3月29日(全4期)
・第一期:2025年4月5日~7月21日
・第二期:2025年7月23日~10月19日
・第三期:2025年10月21日~12月21日
・第四期:2025年12月23日~2026年3月29日

●会場:地下回廊 ※入場無料
※会期等は変更する場合あり。

開館130年記念トークショー「レンズの向こうは三千世界 ー写真家・六田知弘が撮った奈良博の名品」

写真展「開館130年記念 三千世界 奈良国立博物館 名品撰―写真家・六田知弘の眼」の開催、写真集『開館130年記念 三千世界 奈良国立博物館 名宝百三十撰』の出版に合わせ、今回の撮影をめぐる話題を、写真家・六田知弘氏と当館研究員が語り合うトークショーを開催する。

●登壇者
六田知弘(写真家)、井上洋一(当館館長)、三田覚之(当館交流推進室主任研究員)
●司会
吉澤悟(当館学芸部長)

●日時
2025年4月29日(火・祝) 13:30~15:00(13:00開場)

●会場
奈良国立博物館 講堂

●申込方法
ならはく教育普及ウェブサイト(WEB申込のみ)

●受付期間
2025年4月7日(月)16:00~4月28日(月)16:00

●定員
180名(事前申込先着順)
※定員に達し次第締め切り

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