「今日は看護師さんが来るのよね!」何の話!?母からのメールに姉妹で大慌て #母の認知症介護日記 151
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
認知症の病院へ行く日。待ち合わせにやって来た母・あーちゃんは、久しぶりのウィッグ姿。しかも、なくしたものではなく初めて見るものです。不思議に思ったワフウフさんが、一体どうしたのかと聞くと、あーちゃんは父が買ってくれたと言います。それを聞いたワフウフさんは、お金に執着する父がそんなに高いものを買うとは思えず、何か裏があると疑ってしまいます。しかし、よほどうれしかったのか、あーちゃんは父への嫌悪感すら忘れて大喜び。そんな様子を目の当たりにして、ワフウフさんは複雑な気持ちになるのでした。
糖尿病の数値は悪化し続け…
認知症の病院では、あーちゃんが普段ほとんど寝てばかりなことや薬が全然飲めていないこと、ワフウフさん姉妹と父との衝突が続いていることなどを相談したワフウフさん。先生からは、介護認定を受ける前でも薬の管理をお願いするべきだと言われ、デイサービスやショートステイの利用も勧められました。そしてこの日、あーちゃんはワフウフさんに自宅周辺で迷子になりかけた話をしてきたのですが、本人はそれが昔からの方向音痴のせいだと思っている様子。しかし、話を聞いたワフウフさんは、半世紀近く住んでいる自宅周辺で迷子に!? と、かなり心配になってしまいました。
あーちゃんのウィッグ事件は、姉と慰め合って乗り越えましたが……。
やはりまだウィッグを見ると、イラッとしてしまうのも事実。黒い感情も出てしまいます。
今日は持病である糖尿病の病院。今回もまた数値が悪くなり、先生から薬をちゃんと飲めているのか聞かれてしまい……。
私がハッキリと飲めていないことを伝えると、横にいたあーちゃんは不満げ。
本人はこう言うけれど、ついこの前飲めていない薬が大量に見つかったばかりです。
飲めていない薬が見つかったことすら、本人は覚えていないようですが……。
診察後も納得がいかない様子でしたが、自尊心を傷つけないように説得した結果、薬の管理をすることに渋々承諾してくれました。
すると、何がどうなったのか「看護師さん」が「今日」「15時30分に来る」という話に変換されていて、確認メールを受け取った私はビックリ……!
結局、これはあーちゃんの思い込みでしたが、父がまた裏で動いているのかも……と、ハラハラしました。
今日は糖尿病の病院へ行く日。待ち合わせにやって来たあーちゃんは、この日もウィッグを着けていました。私たちと買いに行ったウィッグは1週間でなくしたのに……と、ちょっと複雑な気持ちになり「またなくしちゃえばいいのに」なんて黒い感情もチラついてしまいます……。
そして肝心の診察。あーちゃんの糖尿病の数字は、また少し悪化していました。少しずつではあるものの、半年悪化し続けているということに……。そこで先生が、薬がちゃんと飲めているかを聞いてきたので、私はハッキリ「飲めていません!」と答えました。横にいるあーちゃんは、不満そうに「薬だけはちゃんと気を付けて飲んでいる」と主張していましたが、家で大量の飲めていない薬が見つかっているのが事実。先生には、今後は第三者に薬の管理をお願いするつもりでいると伝えました。
診察を終えてからも、あーちゃんは納得がいかない様子でしたが、自尊心を傷つけないように薬の管理はあくまでも「娘たちが、あーちゃんの体を心配しているからお願いする」と説得したところ、渋々承諾。ところが、どういうわけか『今日、看護師さんが家に来る』と思ったようで、翌朝あーちゃんから確認のメールが届きました。もちろん、私も姉も身に覚えはなく大慌て。結局、あーちゃんの謎の思い込みでしたが、父が何か裏で手を回したのかと思って、ハラハラしました……。
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糖尿病の数値が悪化し続けているのは心配ですが、渋々ながらもあーちゃんが薬の管理を承諾してくれたので、今後は改善が期待できるのではないでしょうか。薬が飲めているかどうかのチェックはもちろんですが、実際に会って顔色や表情なども見てもらえるのは、離れて暮らすワフウフさん姉妹にとっても安心ですよね。良い方向に進んでいくことを期待したいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。