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ジャンル祭り!今週末(2月28日~)日本のテレビで観られる韓国映画8選

Danmee

韓国映画『非常宣言』主演 ソン・ガンホ ©Danmee

韓国の映画界は、近年不振が目立っていた。

しかし昨年は、大ヒットのバロメーターとされる観客動員数1000万人を突破した作品が2作も誕生するなど、徐々に息を吹き返してきている様子。

日本では韓国作品といえば、比較的ドラマが注目を浴びる傾向にあるが、実は映画にも良作は多い。様々なジャンルの作品が観る者を楽しませてくれる。

そこで本記事では、今週末に日本のテレビで観ることのできる韓国映画を8つピックアップして紹介する。

“ジャンル祭り”といっても過言ではないほど、多種多様な映画が放送される予定だ。

(図)Danmee パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!

非常宣言 (2022)

『非常宣言』は、ハリウッド映画に劣らないスケールが観客の度肝を抜いたパニック映画。飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いた物語で、逃げ場のない設定が観る者の緊張を誘う。

しかもそれを盛り上げるのは、銀幕のスターソン・ガンホと、韓国が誇る名俳優イ・ビョンホン、ベテラン女優チョン・ドヨン、どんな役にでもなりきれるキム・ナムギル、若手ながら安定した演技力を持つイム・シワンなど、面白くならないわけがない役者陣。手に汗握る展開から、一時も目が離せない作品だ。

●日本放送情報:ザ・シネマ/2025年02月28日(金)23:15~深夜 02:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

私の愛、私の花嫁 (2014)

『私の愛、私の花嫁』は、ラブコメ女王シン・ミナと、コミック演技からシリアルな演技まで幅広くこなすチョ・ジョンソクが繰り広げるロマンチックコメディー。新婚夫婦の日常をキュートかつコミカルに描き、観る者の共感を呼んだ作品だ。

些細なことで起こる夫婦間のすれ違いや誤解はリアリティーたっぷり。“結婚”に対する理想と現実のギャップをふんだんに盛り込みながら面白かしく描き、温かなメッセージまで届けてくれる。

●日本放送情報:KBS World/2025年2月28日(金)22:00~深夜0:15
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

コンクリート・ユートピア (2023)

『コンクリート・ユートピア』は、大災害により廃墟と化したソウルで、唯一崩落しなかったマンションの住民を中心に繰り広げられる、スリラーあり人間ドラマありのパニック映画だ。

極限状態に陥った人々の人間模様が見どころの1つとなっており、イ・ビョンホンをはじめパク・ソジュンや、パク・ボヨンなど、スター俳優&女優が集結。何の取柄もなさそうに見える男が住民代表となり、次第に狂気を露わにしていく姿は徐々に異様さを増し、単なるパニック映画に終わらない面白みをプレゼントしてくれる。

●日本放送情報:WOWOW/2025年3月2日(日)午前4:15~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

金子文子と朴烈 (2017)

『金子文子と朴烈』は、関東大震災が起こった1923年を背景に繰り広げられる、アナキストの朴烈(パクヨル)と、彼に共鳴した日本人女性アナキスト金子文子の歴史映画。観客動員数1200万人を超えた大ヒット映画『王の男』(2005)を手掛けたイ・ジュンイク監督作品だ。

混乱する時代を生きた男女の愛と、強大な国家を相手に全力で戦う姿や革命にかける情熱など、熱量の高い主人公の様に引き込まれること間違いなし。日韓の複雑な歴史にスポットを当てている点も大きな特徴の1つだ、

●日本放送情報:衛星劇場/2025年3月2日(日)午前6:00~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

君の誕生日 (2019)

『君の誕生日』は、2014年に発生したセウォル号沈没事故を題材に、遺族の悲しみと再生への道のりを描いたヒューマン作品。事故により息子を失った両親をメインに物語が繰り広げられていく。

息子の誕生日が近づくにつれ、我が子がもうこの世にはいない現実を改めて突きつけられる母と、ある理由により負い目を感じている父。2人がどのように前を向き歩んでいくのか、最後まで見届けていただきたい。

●日本放送情報:アジアンドラマチックTV/2025年3月2日(日)午前5:00~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

私のボクサー (2019)

『私のボクサー』は、将来有望視されていた元ボクサーが、天真爛漫なヒロインと出会って始まるスポーツロマンチックコメディー。『遊んでくれる彼女』(JTBC/2024)に出演して昨年話題を呼んだオム・テグの若かりし頃を観ることのできる貴重な作品だ。

ロマンス要素も盛り込まれているが、どちらかといえば夢を諦めざるを得なかったボクサーが、生きる希望を見出す物語。相手役を務めたヘリとの息の合った演技が見どころの1つとなっており、なんとも微笑ましい。

●日本放送情報:アジアンドラマチックTV/2025年3月1日(土)24:35~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

レイトオータム (2011)

『レイトオータム』は、ヒョンビンとタン・ウェイのしっとりとした演技が光る大人のラブストーリー。ヨーロッパ映画のように静かで落ち着いた世界観のなかで、ゆっくりと物語が進んでいく。

ドラマではツンデレキャラに扮して、視聴者にときめきをプレゼントしてきた印象の強いヒョンビンだが、本作では大人の色気全開で一味異なる魅力を見せている。彼のファンなら押さえておきたい1作だろう。

●日本放送情報:アジアンドラマチックTV/2025年3月1日(土)26:45~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

死体が消えた夜 (2018)

『死体が消えた夜』は、不倫により邪魔になった妻を殺害した夫が、完全犯罪を成し遂げたかに見えたが、死体安置所から死体が消えて始まるミステリースリラー。予想外の展開と結末が観る者を最後まで楽しませてくれる作品だ。

キム・ガウンが夫役を、キム・ヒエがその妻役として登場。また、事件の真相を追う刑事をキム・サンギョンが演じており、いずれも抜群の演技力で物語を盛り上げている。

なぜ死体が忽然となくなってしまったのか、驚きの結末に乞うご期待。

●日本放送情報:KNTV/2025年3月1日(土)14:20~、3月2日(日)午前4:00~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)

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