【3月末で休館】ホンダ本社青山ビルの無料展示イベントで「初代ASIMO」や「初代NSX」を見学 / 期間限定で復活した激ウマスイーツも食べてきた!
つい先日、11時から「青山一丁目駅」近くのビルで取材の予定があったのだが、いつも約束時間より早く着き過ぎてしまうタイプの私はこの日も1時間以上前に現場付近に到着。外は寒いのでどこかで時間を潰そうと思っていたら……
駅を出て目の前に「Hondaウェルカムプラザ青山」なる建物を発見。どうやら2025年春に解体されるHonda青山ビルのようだ。んで、どうやら1階ではホンダのカフェや展示イベントが楽しめるらしい。写真撮影もOKとのこと。面白そうなのでチラッと寄ってみた。
・Hondaウェルカムプラザ青山
青山一丁目駅の5番出口の目の前にある「Hondaウェルカムプラザ青山」。Hondaの新製品をはじめ、オリジナルグッズの販売やモータースポーツ情報等の発信、各種イベントの開催など、ホンダの魅力が詰まった情報発信基地となっている。
ホンダ青山ビルは1985年の竣工以来、約40年に渡って本社として機能してきたが老朽化に伴い、2030年度の完成を目指して新ビルへの建て替えが決定。Hondaウェルカムプラザ青山は3月31日をもって休館、ビル内での業務は5月で終了となる。
・カウントダウンイベント
ちなみに現在(2025年1月10日〜3月30日)は、休館までのカウントダウン特別展示イベントが行われている。1985年から現在までの道のりを振り返ることができる内容だ。
たとえば、世界初のオールアルミボディーを採用した伝説のスポーツカー・初代NSX。史上最高のF1ドライバー、アイルトン・セナが開発陣に「ボディ剛性を高めるべき」とアドバイスを伝えたのは有名な話だ。
さらに人間型2足歩行ロボット・初代ASIMOや、水素で走る究極のエコカー・FCXも展示されていた。どちらもホンダの夢と挑戦の象徴。未来を感じさせる技術力の結晶である。
期間中、展示車両の入れ替えがあるそうだが入場無料で見応えは抜群。また先に述べたように、同ビルにはホンダの公式グッズが手に入るショップとカフェも併設されている。まだ時間があるのでのぞいてみよう。
・ショップとカフェ
ショップでは、ホンダのロゴ入りTシャツやF1関連アイテムから、社食のカレーうどんの素までズラリ。ファンにはたまらないラインアップだと言える。
んで、カフェ「MILES」は、ホンダがお客様と共に旅する距離を重ねていきたいという思いを込めたお店らしい。のんびりショッピングをする時間まではなかったので、カフェでひと息ついてから仕事に向かうことにした。
・アマゾンの奇跡
メニューの中で気になったのは「アマゾンの奇跡(475円)」。アサイー・グラノーラ・練乳を添えたソフトクリームだ。以前、「ソフトクリームで世界を巡る旅」に登場した人気メニューが期間限定で復活したのだとか。いわゆる地域の特色を生かしたメニューの1つである。
ちょうどいい。この後にコーヒーを飲む予定だったのでソフトクリームくらいがちょうどいいと思い注文。オマケでドリップコーヒー(ブルーマウンテン青山ブレンド)も1パックゲット。こういうのが1番嬉しいです。
アマゾンの奇跡は美味しかった。ひんやり濃厚なソフトクリームも奇跡のフルーツ・アサイーで後味さっぱり。この後のコーヒーにつながる味であります。
ちょっとだけ贅沢感も味わえて満足。これも「早起きは三文の徳」の一種……「早過ぎ到着」も悪くないですね。
くり返しになるが、Hondaウェルカムプラザ青山は休館までのカウントダウンが始まっている。遠方の方も春休み等で都内に遊びに来る機会があれば足を運んでみてほしい。チラッとのぞいてみるだけでも面白いので。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:Hondaウェルカムプラザ青山(2025年3月31日まで)
住所:東京都港区南青山2-1-1 Honda青山ビル1階
時間:10:00〜18:00
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.