【今週の『呪術廻戦≡(モジュロ)の話題は?】虎杖悠仁の生存が判明!若すぎる容姿に「不老説」も?<10話>
「週刊少年ジャンプ」にて連載中の『呪術廻戦≡(じゅじゅつかいせんモジュロ)』。
本作は芥見下々先生が原作、岩崎優次先生が作画を担当する短期集中連載作品。『呪術廻戦』の近未来スピンオフとして、乙骨憂太と真希の孫たちの物語が描かれます。
11月10日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された第10話「賛成多数」では、日本・シムリア両サイドの外交会議の様子が描かれました。作中では虎杖悠仁の生存確定など、読者騒然の情報が語られ……?
本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
虎杖生存!でも、なぜか老いていない……?
第10話では、なんと『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の生存が判明。そして消息不明となっていることも分かりました。
8話から続いたマル、クロスたちの過去編も終わり、場面は日本サイドの外交会議に。そこではマルが暴走したことが報告されており、真剣に危害を加えようとしたことからも、上層部のシムリア星人への印象は悪くなっているようです。
そういったこともあり会議は白熱。シムリアサイドにダブラがいるように、日本サイドからも「抑止力」を提示するべきだという意見が出ていました。その抑止力として、虎杖悠仁の名前が挙がりました。第1話では五条悟と同じく「傑物」として紹介されていた彼ですが、行方がわからないようです。
『呪術廻戦』から68年後の本作では80歳を超えているはずの虎杖。しかしそのシルエットから推察するに、それほど老いてないようです。また、この描写から6話にて武田の回想で描かれたフードの人物が虎杖本人であることもわかりました。
本人は登場していませんが「虎杖が生きており、不老かもしれない」というインパクト大な情報に読者は大盛り上がり。「虎杖生きてるの!?」「アツすぎる」といった歓喜の声が続出し、「宿儺の指を食べて呪霊になった?」といった考察の声も多数見受けられました。
抑止力として期待されていることからも、その実力は健在なのでしょう。読者からすると一刻も早く虎杖の戦闘が見たいところ。9話で描かれたルメルとデスクンテの決闘のように、虎杖とダブラが戦う展開になっていくのでしょうか。また、なぜ行方をくらましているのかといった点も気になるところです。
そして、会議中にマルの暴走を指摘された宇佐美から「秤規定」というワードも飛び出ました。そのネーミングからも秤金次が大きく関わっていると思われます。金次は『呪術廻戦』にて「呪術戦の公営ギャンブル化」を目論んでいましたが、流石に無理だったようで、適した形に内容が変わっているようです。SNSでは「秤規定笑った」「ちゃんと爪痕残してて草」など、彼の“愛されっぷり”が分かる声が寄せらました。
シムリアは「共生」を目指すことに
一方、シムリアサイドでは意思決定の決議が行われていました。多数決での投票で共生か否かの意思決定をしているシムリアサイド。奪われた過去を持つことから、これまでの決議では「否」の意見が多かったようです。
しかし、これまでは10の投票権を持つクロスとジャバロマが回答を保留していたとのこと。クロスは単純に迷っていましたが、ジャバロマは意思を「未来に託す」ということでクロスの回答を待っていたようです。そしてクロスが「共生」を選択したことでジャバロマがそれに追従。最終的にシムリアサイドは地球人との共生を目指すことに決まりました。
これを見てSNSでは「ジャバロマが良い奴すぎる」「疑ってごめん」といった、ジャバロマへの感想が多く見受けられました。こうして共生を目指すこととなったわけですが、まずは共生の一歩目、日本との文化交流として食事会が開催されるようです。担当となった真剣と憂花が決めた食事会の内容はなんと「タコパ(タコ焼きパーティー)」。
1話ではマルが美味しそうにタコ焼きを食べているためシムリア星人の口にも粉物は合うはずですが、食事会は無事に終わるのでしょうか。というよりも、ダブラやジャバロマがタコ焼き機を囲んでいる画はシュールすぎるのでは……?
虎杖の生存確定や「秤規定」など、『呪術廻戦』ファンにとっては嬉しい情報が飛び出た10話。「傑物」としての虎杖の活躍も気になりますが、消息不明の理由や「不老説」などの謎もあり、これまで以上に今後の展開に目が離せません。そして次描かれるであろう「タコパ回」にも注目です。
[文/平田特異点]
(C)週刊少年ジャンプ2025年41号/集英社
(C)芥見下々・岩崎優次/集英社