「Butty Cafe(ブティカフェ)」湖畔に新店が5月オープン!180°レイクビューの絶景カフェで贅沢なリラックスタイムを。自家製そば粉を使ったランチも注目!@長野県 信濃町
長野県信濃町の野尻湖の湖畔に自然を感じながらランチやカフェタイムを楽しめる「Butty Cafe(ブティカフェ)」が2025年5月1日にオープン。ナウマンゾウの研究者や釣り人に親しまれていた歴史がある旧「小松屋ホテル」が、おしゃれなカフェにリノベーション。野尻湖の素晴らしい景色を眺めながら、コーヒーや焼き菓子を楽しめるほか、ランチで信濃町産のそば粉を使った自家製ワッフルを味わえます。予約限定の手打ち九割そばもチェック。
INDEX
◆「野尻の景色を見ながらほっと一息ついてほしい」店主・石田英恵さん
◆180°レイクビューのカフェで過ごす贅沢なひととき
◆ランチは信濃町産のそば粉を使った「そばワッフル」と予約限定の「手打ちそば」
◆カフェタイムはコーヒーと焼き菓子でまったりと。
◆店舗情報とMAP
「野尻の景色を見ながらほっと一息ついてほしい」店主・石田英恵さん
信濃町出身。野尻湖の中でも歴史ある「小松屋旅館」が廃館となったのをきっかけに買い取り、マンション兼店舗へとリノベーション。当初、1階はコワーキングスペースにする予定でしたが、野尻湖周辺の雄大な自然を眺めているときに「みんなが集まり、ゆっくりと一息つける場所を作りたい」と感じ、カフェにすることを決意。「お客様がこの景色を見て癒されている姿を見ると、自然の中でゆっくりしたいというニーズに応えられているのかなと感じ、嬉しく思います」と笑顔を見せました。
「都会のカフェのように詰め込むのではなく、空間を贅沢に使ってゆったり過ごしてもらうのが田舎のカフェの良さだと思っています。これからも焦らず、お客様の声を聞きながら、必要だと感じたものを一つひとつ丁寧に取り入れていきたいですね」と石田さん。今後はフードメニューを増やし、モーニングにも対応していくそうです。
180°レイクビューのカフェで過ごす贅沢なひととき
180°レイクビューの店内。ほとんどの席が湖面が間近の特等席。取材日は長野市内で34℃を超える猛暑日でしたが、こちらでは野尻湖から吹く風が心地よくひんやりと快適。「水が近いので天然のクーラーみたいに涼しくて、とても気持ちがいいんですよ」と石田さん。
カフェの窓から望む野尻湖の景色はまるで絵葉書のよう。
信濃町産のそば粉を使った「そばワッフル」と予約限定の「手打ちそば」をランチで。
「Butty Cafe」の看板メニューは、標高600m~900mで自社栽培した信濃町産そば粉を使った「そばワッフル」(1,350円、ドリンクセット+300円)。つなぎに米粉を使っておりグルテンフリー。食事系とデザート系の2種類から選べます。
食事系のワッフルには、ヒッコリーの木で燻製にしたスモーキーな風味が特長の自家製ベーコンなどを挟んでいます。ほかにも、チーズや地場産の旬菜(夏季はズッキーニ・トマト・レタスなど)がたっぷりと使われています。写真は「Butty Cafe」提供。
デザート系のワッフルには季節のフルーツとアイスクリームがトッピング。写真は「Butty Cafe」提供。
「手打ちそば」(2,100円、ドリンクセット+300円)は数量限定で2日前までの予約制。こだわりの詰まった九割そばです。つなぎが一割入ることでツルッとした喉越しと、そばの芳醇な香りが両立できるそう。そば粉はもちろん自家製で、1等級の「霧下そば」を使用。切っている段階で既にそば特有の豊かな香りが感じられましたよ。
カフェタイムはコーヒーと焼き菓子でまったりと。
「Butty Cafe」では、イタリア産のコーヒー豆を使用し、「コーヒー」や「エスプレッソ」「カプチーノ」など本格的なエスプレッソメニューを提供しています。写真は「アイスカフェラテ」(700円)。涼やかな湖風を感じながら飲む一杯は、日常の忙しさを忘れさせてくれます。
コーヒーのお供には、信濃町の焼き菓子店から届くクッキーなどのスイーツがおすすめ。写真の「チョコチップクッキー」(300円)は、提供前に丁寧にリベイクされ、香ばしさと甘みが引き立ちます。
窓の外に広がる野尻湖のきらめき、吹き抜ける風の心地よさ、そして遠くに連なる北信五岳の稜線。ここでは、味覚や嗅覚にとどまらず、五感すべてがゆったりと満たされていきます。
〈メニューの一例〉
◆ドリンク
●コーヒー (ICE/HOT)620円
●黒姫高原牧場のむヨーグルト 450円
●和紅茶(ブルーベリー)600円
●ルイボスティー 580円
●韃靼そば茶 500円
●ドクダミミント 600円
●プレミアムモルツ(小瓶)680円
●カールスバーグ 700円
◆スナック・焼き菓子
●スコーン 300円
●スナックセット 400円
●米粉ヴィエノワ 230円
●信州胡桃のサブレ 250円
●コロン 390円
また、野尻湖付近の飲食店とも提携しており、パン屋の「Bakery 39!」やハンバーガー店「Arrowhead Tavern(THE NOJIRI COFFEE)」でテイクアウトしたフードを持ち込み可能。持ち込みする場合は、ワンドリンク制です。
湖の穏やかな波音が心地良いテラス席。桟橋付きでボートに乗る釣り人への対応も計画中。
ウッドデッキからの景色。
店内には8名対応の個室を用意。「店内にはWi-Fiも完備しているので、テレワークをされている方はもちろん、会議やワークショップなどにも利用してほしいです」と石田さん。「景色が良い場所で仕事をしたい」というワーケーションニーズにも対応しているほか、ワークショップやサロンなど、様々な用途で利用可能です。(要相談)
(text&photo:Web Komachi編集部 田中佑人)
Butty Cafe
(ブティカフェ)
●住所
長野県上水内郡信濃町野尻258-1
●営業時間
10:00~17:00
●定休日
月・火・水曜(祝日は営業)
※7/20からは火曜のみ
●席数
32席(テラス席12席、屋内20席)
●駐車場
約12台
※マンションの住民と共有
●Instagram
https://www.instagram.com/butty_cafe0519/
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