「株に勢い」大津で特産スイカ直売会 21日と27日
大津地区で自慢のスイカが収穫期を迎え、栽培した農家グループが直売会を開く。毎年売り出しとほぼ同時に完売になっており、今年も人気を呼びそうだ。
大津地区は戦前にはスイカ農家の組合が組織されるほど栽培が盛ん。甘みの濃さとシャリシャリした食感が特長という。
今年も地元のベテラン農家でつくる「大津年輪の会」が5月中旬に約20アールを作付けた。旧林茂存会長(85)は「今年は一株一株が元気で勢いがある。いいスイカが収穫できそう」と期待を寄せる。
直売会は7月21日(月・祝)と27日(日)の2回。いずれも農産物販売所「くろがねの里」(大津144の1)で午前8時半から(なくなり次第終了)。価格はS玉1000円〜3L玉3000円の5段階。2日間で合計1000玉を販売できる見込みだ。会場は国道250号新田交差点を三石方面へ約1・3キロ進んだあたりで、のぼり旗が目印。問い合わせはTel43・6840(赤穂市農林水産係)。