愛猫への思い画集に 横浜美術大4年 アイハラハルキさん
横浜美術大学4年のアイハラハルキさんが1月、愛猫への思いを込めた初の画集『猫ねこパッション!愛猫画集:チャイと紡ぐ色彩の物語』を出版。3月1日(土)から15日(土)まで横浜市神奈川区のカフェで個展を開催する。
一昨年4月に家族の一員になった愛猫チャイ(3歳)をモデルとした作品を中心に、アクリル絵の具で描いたカラフルでエネルギッシュな猫たちが登場する同書。チャイとの日々を綴ったエッセイや写真も掲載し、アイハラハルキさんは「猫が動物の中で一番可愛い。光の明暗で瞳のサイズが変わるのもキュート」と力を込める。
3歳の頃から絵に慣れ親しんできたアイハラハルキさん。はじめは鉄道に熱中し、鉄塔、自画像、抽象画と描くモチーフを広げてきた。もともと猫を描くことが多かったが、一昨年に保護猫だったチャイを迎えてさらに火が付いた。同大の卒業制作展をきっかけに、アーティストへの道を歩む決意を抱き、画集の出版と個展の開催を決めた。アイハラハルキさんは「猫への愛情とカラフルな色彩を楽しんでもらえたら」と思いを語った。
15日まで個展
個展「キルハラハイア2025」は、「CaféDoudou」(白楽100の11の103)で開催。正午から午前0時まで(最終日5時まで)。出版を記念して、3月1日から3日(月)まで電子版を無料で購入できる。