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【特集記事】志鎌園「蔵カフェ 茶良庵」|伝統ある蔵で楽しむ和スイーツと抹茶体験

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株式会社志鎌園は、伝統的な日本茶や山形の名産品を使ったお茶、健康茶など幅広いお茶の販売・企画を行っている企業です。

1912(大正元)年に、創業者の志鎌権四郎さんが現山形市村木沢でお茶の販売を始めたのがきっかけです。

八日町大町通りに移転したのは、1922(大正11)年頃。そこから100年以上、お茶の販売を続けて来られました。

お茶や色鮮やかな茶道具がそろい、一般のお客様から茶道に精通した方々まで足繫く通う場所となっています。

店内に並ぶ茶道具の数々

色鮮やかで風流な抹茶茶碗

お茶をたてるための茶筅(ちゃせん)

色柄や模様も美しい茶入(ちゃいれ)

店内の奥に進むと、「蔵カフェ 茶良庵」もあります。

温かい光が差し込む入口

こちらでは茶道具の展示・販売、美味しい抹茶スイーツがいただけるなど、「趣深いくつろぎの空間」となっています。

「茶良庵」内の様子

創業から110年以上の歴史を持つ志鎌園では、「お茶のプロ」として、これまで地域の声やご要望にも積極的に耳を傾けて来られました。

お茶の製造・販売・企画に関しては、「まずはやってみる」をモットーに“挑戦し続ける姿勢”を大切にされています。

また、“お茶で遊ぶ”をテーマにした楽しい企画やイベントも今後行っていきたいと話されていました。

・お茶を通じて楽しめる非日常体験
・親子で参加できるお茶講座
・季節を感じられるお茶のイベントなど

“お茶を使って遊ぶ”活動に、ぜひ皆様も参加してみてはいかがでしょうか。

志鎌園では、先代より山形の水にあったお茶を作り続けてきました。

八日町本店では、茶葉の味わいがストレートに感じられる日本茶から、結婚式や普段使いにぴったりなお茶まで、幅広く揃っています。

煎茶「八十八夜」 香りを重視したあっさりとした味わい(HPより)


春季限定の茶葉「しゅんこう」 

春の新茶のような味わいが楽しめる日本茶です。

茶葉の旨みと苦味、じんわりと広がる甘みが、春の訪れを感じさせてくれます。

また、山形ならではのお茶も多数販売しています。

「さくらんぼほうじ茶」は、香ばしいほうじ茶とさくらんぼのフルーティーな香りが引き立つお茶です。

フレーバーティーのような感覚で飲むことができ、ホッとしたいティータイムにもおすすめです!

さくらんぼの自然な香りを活かしています。

芳醇な香りの「ラ・フランスのくき茶」と合わせて、山形のお土産にいかがでしょうか。

志鎌園ではお茶作りに対してまっすぐな心を忘れません。

“商品を売るだけでなく、お茶本来の香りや味わいを『五感』で楽しんでもらいたい”

“子どもから大人まで、ほっこりできるお茶を提供したい”

このお茶作りへのこだわりや理念を体現した形が、「蔵カフェ 茶良庵」なのです。

ここからは風情ある「蔵カフェ 茶良庵」で食べられる絶品スイーツについてご紹介します。

八日町店内にある「蔵カフェ 茶良庵」では、御点前用の抹茶を使った濃厚ソフトクリームや抹茶セットなど、その日の気分に合わせたスイーツメニューが充実しています。

① 茶良庵パフェ

志鎌園の「茶良庵パフェ」は、香り高い抹茶ソフトクリームにもちもちの白玉、あんこが一度に楽しめる盛りだくさんの一品です。

御点前用の抹茶をソフトクリームにブレンドしているため、ほのかな苦味と抹茶本来のコクが引き立ちます。

一緒にトッピングされているのは「自家製ほうじ茶シフォンケーキ」。

しっとりふんわりとした口当たりに、香ばしいほうじ茶の香りがたまりません。

コーンフレークのザクザク食感がよいアクセントになり、和洋折衷のおいしさが堪能できる大満足のスイーツです。

② 抹茶セット

本格的なお抹茶を気軽に楽しみたい方におすすめなのが「抹茶セット」。

上品な苦みのあるイメージの抹茶ですが、志鎌園の抹茶はマイルドな味わいと奥深いコクがあり、とても飲みやすいです。

お薄抹茶:北川半兵衛商店の「青海白」

この日のお菓子は、春を感じる桜の和三盆と上品なコク深さのある和菓子でした。

どちらも山形の菓子職人さんが作ったもので、季節によって食べられるお菓子も変わるそうです。

左:やさしい口どけの和三盆 右:和菓子

おうちではなかなか食べられない抹茶や和菓子が楽しめ、季節ごとに新しい味に出会えるのもうれしいですね!

③ 抹茶のソフトクリーム (テイクアウト可)

「山形駅周辺を散策していて、少しひと休みしたい…」という方へ、テイクアウト可能な抹茶のソフトクリームはいかがでしょうか。

御手前用の抹茶を贅沢に使用したソフトクリームが食べられるのは、お茶屋さんならではの特権。

濃厚なソフトクリームとの相性も抜群です!

志鎌園さんがこの「茶良庵」を始めたのは、今から10年ほど前のこと。

当時、日本の若い世代を中心に「日本茶離れ」が進んでいると言われる中で、

「もっと日本茶を身近に感じてほしい」
「もっと気軽にお茶を楽しめる環境づくり」

を体現した形が「茶良庵」でした。

日本茶や抹茶と聞くと、飲み方や作法、淹れるのに時間がかかるといった格式が高いイメージがあるかもしれません。

しかし、そのイメージとは裏腹に、お茶の楽しみ方は「もっと自由でいい」と話す志鎌さん。

・抹茶スイーツを楽しみたい
・茶道体験をしてみたい
・日々のご褒美や思い出作り
・SNSに投稿したい
・ただほっこりしたい など

それぞれの目的に合わせて、「茶良庵」を利用してほしいとおっしゃっていました。

実は女性のお客様だけでなく、若い男性のお客様も多く来店されるという「茶良庵」。

癒しやリフレッシュのために、ぜひ足を運んでみてくださいね!

茶良庵では、初めての方でも気軽な抹茶体験ができます。

自分でたてたお茶と抹茶スイーツが一緒に味わえ、学生さんやこれから茶道を始めてみたい方にもぴったりな体験です。

茶碗に抹茶を入れて

茶筅でお茶をたてます

とにかく「堅苦しくない」「お茶を楽しむ」がテーマなので、細かい作法がわからなくてもOK!

「茶道に興味はあるけど、どこから始めていいかわからない…」という方にもおすすめです。

美味しい抹茶スイーツで休憩

非日常感のある空間で、まったりとしたひとときが過ごせますよ。

茶道体験の様子

この抹茶体験を通して、「茶道や和の文化について知りたい方の橋渡しとなりたい」と話す志鎌さん。

「お茶のプロ」として、初めての方にもやさしく教えてくださいます。

近くには着物がレンタルできる呉服店もあるそうなので、ちょっとした思い出作りにもいいですね。

【体験予約】老舗茶舗で味わう、本格抹茶体験&特製抹茶パフェ付き♪

体験予約はこちらから▼
お申込み

最後にVISIT YAMAGATAをご覧の皆様に、志鎌園の志鎌さんよりメッセージをいただきました。

「志鎌園『蔵カフェ 茶良庵』では、昭和レトロで非日常感のある落ち着いた空間とともに、美味しい抹茶スイーツや抹茶体験を提供しています。

ランチの後や気分転換したいときにほっとする雰囲気となっているので、ぜひ遊びに来てください。」

<営業時間>
10:00~17:30
カフェ:11:00~16:00
(ラストオーダー:15:30)
<営業日>
月曜日~土曜日
<定休日>
日曜日

志鎌園「蔵カフェ 茶良庵」

〒990-0031
山形市八日町1-1-31

023-622-3362

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