今まで通りの明るさにしたい人のための「白熱電球(ワット)と LED (ルーメン)明るさ対照表」
白熱電球の明るさは、だいたい何ワットと言われればわかるけれど、LED電球の場合は明るさの単位がルーメン【lm】という馴染みのない単位なので、明るさの感覚がわかりづらい! そこで「白熱電球(ワット)と LED (ルーメン)明るさ対照表」を作りました。
節電のために照明をLEDに切り替えたい。でも同じ明るさのLEDにするにはどうしたらいい?
家中の照明をLEDに切り替えるだけで、照明にかかる電気代を最大で90%も削減可能というのは、よく言われること。でも実際にトイレや廊下、浴室、リビングなどの慣れ親しんだ明るさは変えたくないという気持ちもあるでしょう。
でもLED電球のパッケージなどを見ると、明るさの単位が○○ルーメンと書いてあることがほとんどです。100W形と買いてあることもあるけれど、それが形を表すのか明るさを意味するのか不明です。
白熱電球とLED 電球 明るさ対照表
つまり、60W(ワット)の明るさが欲しかったら、730~830lm(ルーメン)、100Wの明るさが欲しいのなら、1380~1600lm(ルーメン)の電球を購入すればいいのです。
これで適当にLED電球を購入して、「思ったよりも暗い!」「こんなに明るくなくてもいいのに!」という失敗が防げます。
白熱電球とLED電球のちょっとした違い
実は明るさは同じでも、LEDはちょっとだけまぶしく感じます。ふんわりとした明るさと感じる人もいるでしょう。でもだいたい3日使っていれば慣れるので、そんなに気にしなくても良いでしょう。
電球の落とし穴●昼光色と昼白色~白と入っない方が白い!
これはLEDに限った話ではなく、電球型蛍光灯の時代からそうなのですが、わかりにくいのが照明の色、昼光色と昼白色の違いです。電球色と書いてあればオレンジっぽいよなとわかりますが、昼光色と昼白色の場合、白と入っている方が白くありません。昼光色は青みがかった白い光で勉強や仕事には良いですが、くつろぐリビングなどでは少し暖色寄りの昼白色がおすすめ。つまり白という字が入っている方が白くないのです。
まとめ~思った通りの明るさと色を選ぶために
「LEDに替えれば電気代が安くなる」けれど、そのまま今の明るさと雰囲気を保ったまま移行できるかは別問題です。ポイントは使用中の電球のワット数をメモして、それに対応するルーメンのLED電球を選ぶこと。部屋の雰囲気を崩さない、色合いの選び方にもぜひ注意してください。