こだわり〆麺と角打ち、気の利いたアテが楽しめる!話題の湯浅会館内「ばんさん」
高倉五条上ルにある「湯浅会館」内の〆麺と角打ち、気の利いたアテが楽しめる「ばんさん」で、ディナーなり。
高倉五条の湯浅会館
またまたやってきた高倉五条上ルにある「湯浅会館」。巨大京町屋をリノベーションして飲食店6店で共有使用している物件なのですが、中に入っているお店が、我々の好みのお店が多くて・・・
・カウンター焼肉店の「肉人」(にくんちゅ)
・人気イタリアン居酒屋「ハシヤとナカセ」二号店のお洒落立ち吞み「STANDING OVATION」
・10時からガッツリワインが吞める「炭火ビストロ Nattsun」
は制覇済み。会館の中央部に緑が綺麗な中庭がありまして・・・
トイレに寄るついでにパチリ。なんだかいい雰囲気ですな。出ているテーブルは「炭火ビストロ Nattsun」の。そちらもオープン中で4人組とカップル1名、「STANDING OVATION」はお若い男性ばかり3名、という状況。で、今回目指すのは・・・・
こちらも15時オープンで、昼吞みがバッチリできる「角打ちと麺 ばんさん」なるお店。入り口入って直ぐにあります。店内に。
この会館では最大面積かも?な全29席。詰めれば6人は入りそうな立ち飲みスペースあり。二階に宴会できるスペースもある模様。今日はカウンター席の端っこに着席。この時間帯は我々だけだったのですが、我々が入った後に3人組とカップルが入店、というようなマッタリ営業中でした。お若い店員さん2名で運営中。
初めてですか?と店員さんに確認され、説明を受けるのですが、このテーブルに置いてある紙メニュー以外のお酒類はセルフで冷蔵庫から自分で出して来る仕組みだとのこと。
お料理メニューは目の前に巨大な黒板に一杯書いてあるので、何にしようかなあ?と悩むわけで。そんなに激安じゃないのですが、酒飲みならソソるラインナップですな。折角なので〆麺は食べたいねということで、軽めなのを厳選3種類ほどを注文し・・・・
とりあえず私は「生ビール(麒麟一番搾り)」¥650、相方は「陸ハイボール」¥650からスタート。
一品目、「山椒サラミ」¥500なり。ミニサラミですが全然辛くはなく、ちゃんと爽やかな山椒風味でなかなか乙なお味。楽しく頂くわけで。
二品目、「ゴーヤおひたしポン酢」¥600なり。これがですね、ほの苦いゴーヤが主張する、なかなか良き酒のアテで・・・
かつサッパリ系な健全なお味。自宅でもやってみようと思った一品。
三品目、「ちょこっとチャプチェ」¥600なり。名前の通り、量は全然控えめなのですが、お味はちゃんとしておりますなあ。こういう風に和洋中のアテをボーダレスに出す趣向なのですが、どれもちゃんとツボは押さえている感じで全然美味しいわけで。腰を据えて呑む気になったので、更にしっかりアテ類を注文し・・・
これは角打ちを発動させなければ!と冷蔵庫を覗きに行く。日本酒はワンカップもありますので、20種類以上スタンバイ。ボトルに「6」、「7」、「8」と数字が入った札がぶら下がっているのですが、それがそのままお値段表示で一杯¥600から!というお値ごろ価格。酒類はなかなか良心的ですな。
一杯目、えー!純米大吟醸で¥800なの?と思った、佐賀は天吹酒造謹製「天吹 (あまぶき) 純米大吟醸 デニム 」から。バナナ酵母の酒を醸したりする実験的商品が美味しい天吹なのですが、これは「オシロイバナの花酵母」で醸したお酒の様です。佐賀の酒らしく、フローラル且つボリューム感のあるウマー!な一杯。
で、またまた居酒屋で焼売があるお店なので注文するわけで。「京豚焼売」。蒸し立てで¥500なり。辛子醤油付が嬉しい~。
自分の吞んだ分の写真しか残っていないのですが、日本酒2杯目。岐阜は中島醸造謹製「小左衛門 純米吟醸 夏吟」¥800なり。いやー、先の天吹とは全然傾向が違いますが、これまた軽やか!スッキリ!爽やか!というような。
で、今回注文した料理で、〆麺の次にウマー!と思ったのがこちら。「自家製さつま揚げ」¥600なり。 店員さん曰く、〆麺のトッピングに魚のすり身でふわふわの真丈を作っているので、それでさつま揚げを作ったら美味しいかも?ということで定番化したメニューのようです。まさにふわっふわ。フレンチの類似の料理に「クネル」というのがありますが、そういうのを想起させるお味で超旨でした。オススメ!
で、更にお肉系から「鶏むねチャーシュー」¥700なり。スティック状に切った鶏むねは多分下味をつけてから揚げてあり、それにさらっと目の甘酢タレを掛けてあるのですが、これまたなかなかイイアテだなあ!と感心した一品。
で、ワインも自分でグラスに注いで持ってくる仕組み。オーストラリアの赤「Estate Pinot Noir 2022」¥700なり。これぐらいナミナミと注いでもOK!いやー結構呑みました汗。
で、結局角打ち分は相方と5杯ほど制覇。角打ち分のお酒はセルフで注いだら、ボトルの札と同じ数字の札をテーブルまで持ってきて、のちほど一括清算する仕組み。流石にお腹がいっぱいになったので〆をお願いしよう!ということに。
〆麺は、具材は煮玉子半個、鶏ハム3枚に魚の真丈、三つ葉に白ネギをトッピング。京都近藤製麺謹製のラーメン、それに徳島の半田素麺がチョイスできる仕組み。半田素麺もスーパーで売っている定寸で切ったものではなく、手打ち乾麺を採用されているようです。並盛り¥1300!なのですが、これが超旨。
鰹に鶏ガラ、それにしじみとあさりダシをブレンドした、スッキリしているのに、旨味は非常にしっかりしたウマスープに・・・
つるつるの半田麺が素敵に合いますな。そこらの古典的ラーメン屋より遥かにうまいかも!(呑んでいるのもありますが・・・・)と思った一杯。オススメいたします。
以上で〆まして、生ビール1にハイボール1、日本酒3杯にグラスワイン2杯と結構がっちりと呑みまして(滝汗)、〆て¥10000チョイ、という大大大大納得価格でした。ま、呑む人ほどお安く感じる様に思います。気の利いたアテで、昼下がりにまったりしたい人は覚えておくと幸せになれそうな一軒。また、こういう機会を狙って来る気満々、ご馳走様でした。
店舗情報
店名:角打ちと麺 ばんさん
住所:京都市下京区五条上ル亀屋町172 湯浅会館 1F
営業時間:15:00~0:00
定休日:不定休
TEL:050-5595-5001
https://www.instagram.com/men_bansan/