『F1/エフワン』続編、「構想を始めた」と監督 ─ 主人公ソニー・ヘイズの「その後」描く
ブラッド・ピット主演の映画『F1®/エフワン』の続編企画が、本格的に動き始めたようだ。ジョセフ・コシンスキー監督が構想中のアイデアについて語っている。
本作は伝説のF1®レーサー、ソニー・ヘイズ(ピット)が以前のチームメイトに請われ、最弱チームの復活をかけて現役復帰を果たす物語。常識破りなソニーの振る舞いに、若きチームメイトのジョシュア・ピアース(ダムソン・イドリス)らは困惑するが、やがて圧倒的な才能と実力に導かれていく。
2025年6月27日に日米同時公開されるや世界興収1億4,630万ドルの大ヒットを記録。7月には続編企画の存在が報じられ、9月にはプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが『F1/エフワン』の新作を開発中だといた。
このたび米に続編の可能性を問われたコシンスキー監督は、プロデューサー陣と話し合いを始めたことを認めた。
「個人的には、ソニー・ヘイズがこれからどんな冒険するのか見てみたいです。APXGPチームやジョシュア・ピアースのその後、そして彼のキャリアの行方も見届けたい。だから、あの物語の別の章を描けたら嬉しいです。まだ僕たちは構想し始めたばかりですが、どんな形になるか想像する段階は楽しいですね。」
ちなみに続編の方向性について、監督は以前、トム・クルーズ主演のレース映画『デイズ・オブ・サンダー』(1990)とクロスオーバーするという奇策を話したこともある。また、ピットも続投への意欲を示しつつ、「ダムソン・イドリスが演じたジョシュア・ピアースと、チームの一同がチャンピオンシップを争う物語にしなければいけません。ソニーがどのように出てこられるかはわからないですね」といた。
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